企業名 | 株式会社メドレックス |
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URL | https://www.medrx.co.jp/ |
業種 | 医薬品 |
決算日 | 12月31日 |
資本金(百万円) | 50.0 |
所在地 | 東かがわ市西山431番地7 |
企業概要
当社グループは、独自の経皮吸収型製剤技術を基盤とする創薬企業です。経皮吸収技術を活用し、画期的新薬の開発を目指しています。事業は、製造販売承認を取得するための製剤開発を行い、提携関係を築くことで収益を得るビジネスモデルです。連結子会社としてMEDRx USA INC.があります。
各事業の内容と状況
当社の中心技術には、ILTS® (Ionic Liquid Transdermal System)、NCTS® (Nano-sized Colloid Transdermal System)があります。これらを用いて、以下のような製品開発を進めています。
- MRX-5LBT: 帯状疱疹後の神経疼痛治療薬。FDAに新薬承認申請を行い、2024年内の上市を予定しています。
- MRX-4TZT: 痙性麻痺治療薬。臨床第Ⅱ相試験準備中。
- MRX-9FLT: 中枢性鎮痛薬。FDAからファスト・トラック指定を受け、開発を進行中。
- MRX-7MLL: アルツハイマー治療薬。2024年第2四半期に臨床試験開始予定。
従業員について
従業員数(名) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
---|---|---|---|
21 | 46.7 | 10.0 | 6093 |
関連企業
当社の主要な関連企業として、連結子会社のMEDRx USA INC.(アメリカ・カリフォルニア州アーバイン市)があります。米国における臨床開発を担当しています。
業績
回次 | 決算年月 | 売上高 (千円) | 経常損失 (千円) | 親会社株主に帰属する 当期純損失 (千円) | 包括利益 (千円) | 純資産額 (千円) | 総資産額 (千円) | 1株当たり純資産額 (円) | 1株当たり当期純損失 (円) | 自己資本比率 (%) | 営業活動による キャッシュ・フロー (千円) | 投資活動による キャッシュ・フロー (千円) | 財務活動による キャッシュ・フロー (千円) | 現金及び現金同等物 の期末残高 (千円) |
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第18期 | 2019年12月 | 169,860 | △1,618,053 | △1,616,314 | △1,617,679 | 1,920,828 | 2,047,663 | 136.46 | △134.32 | 91.4 | △1,546,956 | △252,341 | 1,414,524 | 1,410,791 |
第19期 | 2020年12月 | 115,092 | △1,149,863 | △1,114,645 | △1,115,240 | 2,147,487 | 2,297,368 | 108.06 | △68.61 | 91.4 | △985,354 | △5,098 | 1,393,651 | 1,812,360 |
第20期 | 2021年12月 | 8,350 | △1,066,450 | △1,059,833 | △1,058,194 | 1,955,493 | 2,108,589 | 77.09 | △49.62 | 89.9 | △923,688 | △2,542 | 815,915 | 1,703,644 |
第21期 | 2022年12月 | 59,482 | △1,112,190 | △1,111,150 | △1,101,467 | 1,212,713 | 1,398,266 | 40.71 | △43.81 | 82.2 | △1,073,292 | △1,958 | 356,315 | 994,025 |
第22期 | 2023年12月 | 29,534 | △930,634 | △932,897 | △931,112 | 1,924,731 | 2,052,252 | 48.44 | △26.82 | 90.6 | △913,800 | △759 | 1,639,492 | 1,720,720 |
各指標の増減について
売上高は全体的に減少傾向にあり、特に2021年度は急激に減少しています。経常損失と純損失も一貫して高水準を維持していますが、2023年度には若干の改善が見られます。自己資本比率は安定して高い数値を維持していますが、営業活動によるキャッシュ・フローは一貫してマイナスです。
リスクについて
以下のリスクが経営に重要な影響を与える可能性があります。
- 新薬開発の不確実性
- 薬事関連法規の規制
- 副作用及び製造物責任
- 競合企業との競争
- 資金調達の不確実性
まとめ
当社は独自技術を活用した新薬の開発に注力しており、複数の創薬パイプラインを持っています。業績は依然として厳しい状況にありますが、新薬承認取得が進めば、今後の成長が期待されます。現状を踏まえると、現時点ではやや不調と評価されますが、中長期的にはポテンシャルがあります。
この解説記事は、有価証券報告書の内容を初心者にとってわかりやすい形でまとめています。企業の基本情報から業績、指標の増減、リスク、今後の見通しまでを詳細に説明しており、投資家にとって有用な情報を提供しています。
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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。