企業名 | 株式会社バリューHR |
---|---|
URL | https://www.valuehr.com/ |
業種 | サービス業 |
決算日 | 12月末日 |
資本金(百万円) | 1556.0 |
所在地 | 渋谷区千駄ヶ谷五丁目21番14号 |
投資初心者向け 有価証券報告書の解説
企業概要
この企業は「バリューカフェテリア事業」および「HRマネジメント事業」を中心としたヘルスケアサービスを提供しており、健康情報のデジタル化および健康管理プラットフォームの提供を通じて、人々の健康生活を支援しています。
各事業の内容と状況
バリューカフェテリア事業
健康管理プラットフォーム「バリューカフェテリア®システム」を提供し、健康保険組合や企業の保健事業・福利厚生業務を支援しています。これにより、利用者は健診予約、結果管理、保健指導等のサービスを一括して利用できます。
HRマネジメント事業
健康保険組合の新規設立や運営支援のコンサルティング、BPOサービスを提供しています。
従業員について
連結会社の従業員数
セグメントの名称 | 従業員数(人) |
---|---|
バリューカフェテリア事業 | 497 |
HRマネジメント事業 | 153 |
全社(共通) | 26 |
合計 | 676 |
従業員の平均
従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(円) |
---|---|---|---|
666 | 39.0 | 5.4 | 4,150,716 |
関連企業
名称 | 住所 | 資本金(百万円) | 主要な事業内容 | 議決権の所有割合(%) |
---|---|---|---|---|
株式会社バリューネットワークス | 東京都渋谷区 | 30 | バリューカフェテリア事業 | 100% |
株式会社バリューヘルスケア | 東京都渋谷区 | 10 | バリューカフェテリア事業 | 100% |
株式会社バリューHRベンチャーズ | 東京都渋谷区 | 10 | バリューカフェテリア事業 | 100% |
株式会社健診予約.com | 東京都渋谷区 | 10 | バリューカフェテリア事業 | 100% |
オンライン・ドクター株式会社 | 東京都渋谷区 | 10 | バリューカフェテリア事業 | 52% |
業績
年度 | 売上高(千円) | 営業利益(千円) | 経常利益(千円) | 親会社株主に帰属する当期純利益(千円) | 包括利益(千円) | 純資産額(千円) | 総資産額(千円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2019年12月 | 4,283,630 | 806,181 | 806,181 | 553,116 | 581,796 | 2,593,827 | 11,829,951 |
2020年12月 | 4,493,019 | 743,550 | 743,550 | 460,095 | 559,860 | 2,976,892 | 13,815,656 |
2021年12月 | 5,526,489 | 989,083 | 989,083 | 662,558 | 486,622 | 5,272,098 | 16,539,071 |
2022年12月 | 6,168,316 | 1,312,572 | 1,312,572 | 880,807 | 765,420 | 5,645,093 | 16,781,839 |
2023年12月 | 7,100,488 | 1,459,812 | 1,459,812 | 970,017 | 1,065,673 | 6,320,280 | 17,234,455 |
各指標の増減について
2023年12月期の主な指標増減について、売上高は前年同期比で15.1%、営業利益は16.1%、経常利益は11.2%、親会社株主に帰属する当期純利益は10.1%の増加となりました。これにより、当期の業績は好調と言えます。
リスクについて
主要なリスク
以下は、この企業特有のリスクです。
- 経営成績の変動:健康保険組合の設立が延期された場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。
- 自社開発システムへの依存度:主要なシステムへの開発コストと利用の推移が業績に大きく影響します。
- システム上の問題:システムダウンやセキュリティの問題が生じる場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。
- 個人情報の保護:個人情報保護で問題が発生した場合、企業の信用と存続に影響を及ぼす可能性があります。
- 特定健康診査及び特定保健指導の実施:代行業務の管理体制が遵守できない場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。
- 新型コロナウイルス感染症等:パンデミックや大規模な自然災害等が発生した場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。
まとめ
総じて、この企業の業績は堅調に推移しており、特に健康管理プラットフォーム「バリューカフェテリア®システム」を活用した事業に強みがあります。一方で、システム依存度や個人情報保護のリスクは引き続き注視する必要があります。
以上の点を踏まえ、現在のところ企業の見通しは好調と評価できますが、特有のリスクについては常に注意を払う必要があります。
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