2024-03-29有価証券報告書  日本フェンオール株式会社

企業名 日本フェンオール株式会社
URL https://www.fenwal.co.jp/
業種 電気機器
決算日 12月31日
資本金(百万円) 996.0
所在地 千代田区飯田橋1丁目5番10号






有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループは、当社及び連結子会社3社で構成され、熱のコントロールを基礎技術として様々な分野で製品の開発、システムの販売・設計・工事・メンテナンスを行っています。例えば、防火システム、半導体製造装置用熱板、医療機器などが含まれます。

各事業の内容と状況

  • 防消火事業 (SSP部門): 火災警報システムや消火システムの開発・製造・販売。
  • 温度制御事業 (サーマル部門): 半導体製造装置用熱板や温度制御機器の開発・製造・販売。
  • 医療事業 (メディカル部門): 人工腎臓透析装置及び医療機器の開発・設計・製造。
  • プリント基板事業 (PWBA部門): プリント基板の実装組立、ノイズ対策。
  • 消防ポンプ事業 (消防ポンプ部門): 消防ポンプや消防車などの防災機器の開発・製造・販売。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(人) 嘱託・臨時従業員(人)
SSP部門 130 6
サーマル部門 24 0
メディカル部門 17 3
PWBA部門 18 2
消防ポンプ部門 56 7
全社(共通) 33 5
合計 278 23

提出会社の平均年齢は43.75歳、平均勤続年数は13.48年、平均年間給与は5,815,870円です。

関連企業

  • 株式会社シバウラ防災製作所: 消防ポンプ事業を担当。
  • FENWAL CONTROLS OF JAPAN (H.K.),LIMITED (日本芬翁(香港)有限公司): 市場調査のための海外子会社。
  • FENWAL CONSULTING (SHEN ZHEN) CO.,LIMITED(深圳芬翁信息咨詢有限公司): 事務代行業務。

業績

連結経営指標等


指標 第59期 第60期 第61期 第62期 第63期
売上高(千円) 10,385,590 9,125,333 12,372,066 12,401,100 12,601,302
経常利益(千円) 828,563 838,163 1,338,080 1,479,017 1,159,855
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 526,533 585,243 387,569 826,571 385,907

各指標の増減について

売上高は前期比で +1.6% 増加しましたが、経常利益は -21.6% 減少しました。親会社株主に帰属する当期純利益も -53.3% の減少を見せています。これらは主に製品改修関連の費用が影響しています。

リスクについて

  • 主要取引先への依存度が高いため、それらの経営戦略・事業動向が大きく影響するリスク。
  • 製品の品質不良による社会的信用や財政状態への影響。
  • コンプライアンスリスクとしての法令違反の可能性。
  • 資材調達リスク。
  • 外部委託先の事業動向による生産影響リスク。
  • 情報セキュリティのリスク。
  • 法的規制及び変更による影響。
  • 政治・経済情勢の変動による影響。
  • 事業展開地域での社会的混乱や自然災害リスク。
  • 感染症リスク。

まとめ

当社は多岐にわたる事業を展開しており、特に防災や医療機器の分野で強みを持っています。最新の経営指標では売上高は緩やかに増加しているものの、利益面では減少が見られ、特に製品改修関連の費用が影響しています。今後の見通しとしては、防災設備や医療機器の安定した需要、そして新規製品の開発への取り組みがあります。一方で、主要取引先への依存や資材調達リスク、また品質問題に起因するコンプライアンスリスクなど、多くのリスク要因が存在します。これらのリスクを適切に管理し、堅実な成長を目指すことが求められます。全体的に見ると、企業の現状は「横ばい」と言えるでしょう。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。