企業名 | NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社 |
---|---|
URL | https://www.nipponexpress-holdings.com/ja/ |
業種 | 陸運業 |
決算日 | 12月31日 |
資本金(百万円) | 70175.0 |
所在地 | 千代田区神田和泉町2番地 |
企業概要
今回解説する企業は、多岐にわたるロジスティクス業務を世界中で展開している企業です。主なセグメントには「ロジスティクス事業」、「警備輸送事業」、「重量品建設事業」、および「物流サポート事業」があります。それぞれの分野で全国及び海外に渡り、事業を行っており、グローバルな対応力を持っています。
各事業の内容と状況
各事業の内容は以下の通りです。
- ロジスティクス事業:国内外で貨物自動車運送業、鉄道利用運送業、航空利用運送業、海上運送業などを行い、更に、情報資産管理業も展開しています。
- 警備輸送事業:現金や貴重品の輸送とその警備を担当。
- 重量品建設事業:重量物の運搬、架設、設置などに特化した事業。
- 物流サポート事業:物流機器、包装資材、車両などの販売、各種保険代理業務、不動産業などを含む。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(名) | 臨時従業員(名) |
---|---|---|
ロジスティクス(日本) | 40,981 | (8,110) |
ロジスティクス(米州) | 3,356 | (186) |
ロジスティクス(欧州) | 4,287 | (579) |
ロジスティクス(東アジア) | 4,500 | (34) |
ロジスティクス(南アジア・オセアニア) | 8,392 | (37) |
警備輸送 | 7,071 | (877) |
重量品建設 | 946 | (81) |
物流サポート | 4,631 | (1,067) |
全社(共通) | 274 | (33) |
合計 | 74,438 | (11,004) |
提出会社における従業員状況は以下の通りです。
従業員数(名) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
---|---|---|---|
274 | 47.7 | 22.5 | 9,377 |
関連企業
関連企業には以下の企業が含まれます。
- 日本通運株式会社
- NX商事株式会社
- NXキャッシュ・ロジスティクス株式会社
- NXキャピタル株式会社
- NXキャリアロード株式会社
- NX・NPローグスティクス株式会社
- 日通NECロジスティクス株式会社
- NXアメリカ株式会社
- NX国際物流(中国)有限公司
業績
項目 | 2020年3月期 | 2021年3月期 | 2021年12月期 | 2022年12月期 | 2023年12月期 | 2023年度最終目標 | 進捗率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
売上高 | 20,803 | 20,791 | 23,371 | 26,197 | 22,432 | 24,000 | 93.5 |
営業利益 | 592 | 781 | 970 | 1,287 | 691 | 1,100 | 62.8 |
売上高営業利益率 | 2.8 | 3.8 | 4.2 | 4.9 | 3.1 | 4.6 | – |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 174 | 561 | 661 | 1,098 | 459 | 720 | 63.8 |
海外売上高 | 4,125 | 4,537 | 6,861 | 8,416 | 6,424 | 7,200 | 89.2 |
ROE | 3.2 | 10.0 | 8.9 | 15.9 | 5.9 | 10.0 | – |
各指標の増減について
売上高は20,803億円から22,432億円(3.5%増)と増加しましたが、当期の最終目標の24,000億円には届きませんでした。営業利益も増加していますが、最終目標の1,100億円には達しませんでした。一方で、親会社株主に帰属する当期純利益は減少し、特に2023年12月期は459億円(前年より63.8%減)でした。海外売上高も89.2%の進捗率と、目標未達でした。
リスクについて
この企業が抱えるリスクには以下の要点が挙げられます。
- 市場環境の変化や地政学的リスク
- デジタル化やテクノロジーの進化
- 自然災害による影響
- 法規制の変更
- 感染症の拡大リスク
- M&Aおよび事業投資関連のリスク
- 従業員の確保と育成の課題
まとめ
以上の情報をふまえると、この企業は非常に広範な業務領域を持ち、グローバルな事業展開力が強みですが、市場環境や地政学的リスクなど外部環境の変動には注意が必要です。業績は、近年の厳しい外部環境にもかかわらず、中長期的には堅調に推移していますが、目標未達成の項目も見られます。今後の成長には、日本事業の強靭化と海外事業の成長加速が不可欠といえるでしょう。
AI判定による類似企業・競合TOP10
No.1 | センコーグループホールディングス株式会社 |
No.2 | 株式会社中央倉庫 |
No.3 | 株式会社ビーイングホールディングス |
No.4 | 福山通運株式会社 |
No.5 | 鴻池運輸株式会社 |
No.6 | 鈴与シンワート株式会社 |
No.7 | 東海運株式会社 |
No.8 | 川西倉庫株式会社 |
No.9 | 株式会社ハマキョウレックス |
No.10 | 日本郵船株式会社 |
※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。