2024-03-28有価証券報告書  AI CROSS株式会社

企業名 AI CROSS株式会社
URL https://aicross.co.jp/
業種 情報・通信業
決算日 12月末日
資本金(百万円) 13.0
所在地 港区西新橋三丁目16番11号





有価証券報告書解説


企業概要

当社グループは「Smart Work, Smart Life」の理念の下、AI技術や5G技術を活用して企業と従業員の業務効率と働き方を革新するテクノロジーカンパニーです。主な事業は企業向けのメッセージングサービスおよびHR関連サービスで、連結子会社のAIX Tech Ventures株式会社を通じてスタートアップ投資事業も行っています。

各事業の内容と状況

メッセージングサービス: SMS配信を中心としたプラットフォームサービスを提供し、自動応答機能や決済機能など、双方向のコミュニケーションが可能です。また、次世代規格のRCSに準拠した「Smart X Chat」も展開しています。

HR関連サービス: 離職防止ソリューション「People Engagement Cloud」を提供しており、人事情報の分析による最適な組織づくりを目指していますが、この事業は2023年7月に事業譲渡されています。

従業員について

従業員数 平均年齢 平均勤続年数 平均年間給与 (千円)
50人 37.1歳 2.9年 7146

関連企業

連結子会社: AIX Tech Ventures株式会社(東京都港区) – 資本金: 50000千円、主な事業内容: スタートアップ企業との協業支援および投資事業。

業績

指標 2019年12月 2020年12月 2021年12月 2022年12月 2023年12月 前期比(%)
売上高 (千円) 1450882 1908451 2422444 3305113 3254384 -1.5
経常利益 (千円) 170004 190421 257591 228770 299314 30.8
当期純利益 (千円) 124204 135137 344746 155777 193877 24.4

各指標の増減について

2022年から2023年にかけて、売上高はわずかに減少したが、経常利益および当期純利益は大きく増加しました。これは主にコスト削減およびSMS配信サービスの収益性向上によるものです。

リスクについて

技術革新リスク: AI技術を活用した業界において新技術の開発や導入が頻繁であり、技術革新への対応が遅れた場合、競争力の低下が懸念されます。

取引先依存リスク: 特定の主要取引先に対する依存度が高く、取引量の変動が業績に影響を及ぼす可能性があります。

システム障害リスク: インターネット依存の事業特性上、システム障害や外部からの攻撃による影響が懸念されます。

人材確保リスク: 優秀な人材の確保および育成が重要であり、人材流出や採用失敗が業績に影響を与える可能性があります。

まとめ

当社グループは、ビジネスコミュニケーションプラットフォームの市場で堅調に成⾧を続けています。一方で、技術革新や取引先の依存度、システムリスク等については注意が必要です。経常利益や当期純利益の増加は業績の改善を示しており、今後の事業展開においても引き続き注目すべき企業です。現状では、成⾧基調が続くと評価できます。


AI判定による類似企業・競合TOP10

No.1 日本エンタープライズ株式会社
No.2 エッジテクノロジー株式会社
No.3 株式会社アイデミー
No.4 株式会社アクリート
No.5 株式会社アプリックス
No.6 株式会社ファブリカコミュニケーションズ
No.7 株式会社ディ・アイ・システム
No.8 株式会社fonfun
No.9 株式会社ドリーム・アーツ
No.10 株式会社東京通信グループ

※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。