| 企業名 | 日清紡ホールディングス株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.nisshinbo.co.jp/ |
| 業種 | 電気機器 |
| 決算日 | 12月31日 |
| 資本金（百万円） | 27774.0 |
| 所在地 | 中央区日本橋人形町二丁目３１番１１号 |
企業概要
日清成績株式会社は、多岐にわたる事業を展開しており、現在子会社95社と関連会社10社で構成されています。主な事業には、無線・通信、マイクロデバイス、ブレーキ、精密機器、化学品、繊維、不動産、その他があります。
各事業の内容と状況
無線・通信: 日本無線㈱や日立国際電気㈱を中心に防災システム、無線通信機器、交通インフラ向け製品を展開。
マイクロデバイス: 日清紡マイクロデバイス㈱を中心に電子デバイスや先進的なセンサ技術を展開。
ブレーキ: 日清紡ブレーキ㈱を中心に自動車用摩擦材を製造・販売。
精密機器: 精密部品やシステム機器などを展開し、空調機器用ファンなどを製造販売。
化学品: 日清紡ケミカル㈱を中心にウレタン製品や高機能化学品を製造販売。
繊維: 形態安定加工シャツやユニフォーム、不織布などを展開。
不動産: 商業施設や不動産の賃貸・販売など。
その他: 食品や産業資材などの事業を展開しています。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数(人) |
|---|---|
| 無線・通信 | 8321 |
| マイクロデバイス | 3749 |
| ブレーキ | 1661 |
| 精密機器 | 2616 |
| 化学品 | 340 |
| 繊維 | 2394 |
| 不動産 | 26 |
| その他 | 91 |
| 全社(共通) | 218 |
| 合計 | 19416 |
関連企業
主な関連企業として、日本無線㈱、日立国際電気㈱、日清紡マイクロデバイス㈱、日清紡ブレーキ㈱、日清紡メカトロニクス㈱、日清紡ケミカル㈱、日清紡テキスタイル㈱があります。
業績
| 指標 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 509,660 | 457,051 | 510,643 | 516,085 | 541,211 |
| 経常利益 (百万円) | 11,703 | 3,466 | 25,358 | 20,397 | 15,785 |
| 親会社株主に帰属する 当期純利益 (百万円) | -6,604 | 13,540 | 24,816 | 19,740 | -20,045 |
各指標の増減について
売上高は前期比4.9%増の541,211百万円であり、無線・通信事業やブレーキ事業の好調が要因です。一方、経常利益は22.6%減の15,785百万円となりました。これは、TMDグループの譲渡による固定資産の減損損失といった事業整理損が影響しています。親会社株主に帰属する当期純利益は、-20,045百万円と大幅な赤字となりました。
リスクについて
この企業特有のリスクとして、事業譲渡や買収の失敗、主要な製品市場や原材料価格の変動リスク、地政学的リスク、気候変動による影響、感染症リスクなどが挙げられます。
まとめ
日清成績株式会社は、多様な事業ポートフォリオを持ちながらも、新たな事業の連結や事業譲渡による変革期にあります。売上高は増加しましたが、経常利益や純利益においては課題が残っています。今後は利益率向上と持続的成長を目指し、引き続き事業ポートフォリオの最適化と新規事業の導入を進める必要があります。
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