企業名 | 大幸薬品株式会社 |
---|---|
URL | https://www.seirogan.co.jp/ |
業種 | 医薬品 |
決算日 | 12月31日 |
資本金(百万円) | 2237.0 |
所在地 | 吹田市内本町三丁目34番14号 |
企業概要
大幸薬品株式会社は、消化器系医薬品の製造・販売を中心とする企業で、高いブランド認知度を誇る「正露丸」などの商品を提供しています。また、感染管理製品などの製品群でも事業展開を行っています。
各事業の内容と状況
医薬品事業
「正露丸」や「セイロガン糖衣A」の製造・販売を行い、国内外で高い評価を得ています。近年は、カプセルタイプの「正露丸クイックC」など新商品の展開も進めています。
感染管理事業
二酸化塩素を使用した「クレベリン」ブランドの商品を提供し、感染対策の需要に応えています。今後も製品のエビデンス強化を進め市場拡大を目指しています。
その他事業
木酢液を使用した入浴液や園芸用木酢液の製造・販売を行っています。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(人) | 従業員数(人)(臨時雇用者含む) |
---|---|---|
医薬品事業 | 127 | 134 |
感染管理事業 | 57 | 62 |
その他事業 | 0 | 0 |
全社(共通) | 24 | 27 |
合計 | 208 | 223 |
平均年齢: 42.1歳
平均勤続年数: 10.0年
平均年間給与: 6,790,190円
関連企業
名称 | 主要な事業の内容 | 関係内容 |
---|---|---|
大幸TEK株式会社 | 医薬品事業、その他事業 | 原材料及び製品の製造委託 |
大幸薬品インターナショナル株式会社 | 感染管理事業 | 海外市場の新規開拓委託、資金の貸付 |
大幸薬品(亞洲太平洋)有限公司 | 医薬品事業、感染管理事業 | 製品の販売 |
大幸環保科技(上海)有限公司 | 感染管理事業 | 製品の販売 |
台湾大幸薬品股份有限公司 | 感染管理事業 | 製品の販売、資金の貸付 |
大幸薬品(深圳)有限公司 | 感染管理事業 | 販売事務の委託 |
業績
項目 | 第77期 | 第78期 | 前期比(%) |
---|---|---|---|
売上高(百万円) | 5040 | 6120 | +21.4% |
経常利益又は経常損失(△) | △3,352 | △1,248 | +62.8% |
親会社株主に帰属する当期純利益又は当期純損失(△) | △4,895 | △3,611 | +26.3% |
純資産額(百万円) | 8044 | 6739 | -16.2% |
各指標の増減について
売上高の増加は、国内外での医薬品事業の伸長によるものです。経常損失及び純損失が減少したのは、構造改革やコスト削減施策が成果を上げたためと考えられます。一方で純資産の減少は、当期純損失が影響しています。
リスクについて
この企業に特有なリスクとしては、「正露丸」や「クレベリン」といった特定製品への依存が挙げられます。品質問題や販売施策の変化が発生した場合、事業に大きな影響を与える可能性があります。また、中国本土・香港・台湾を中心とする海外市場への依存もリスク要因として挙げられます。
まとめ
大幸薬品株式会社の業績はコロナ禍からの回復に向かっているものの、依然として厳しい環境にあります。医薬品事業の安定供給体制の整備や感染管理事業のエビデンス強化が進んでいますが、市場環境や競争の激しさを考慮すると、引き続き課題は多く存在します。全体としては回復基調が見られますが、一層の安定した収益基盤の確立が必要です。
AI判定による類似企業・競合TOP10
No.1 | ゼリア新薬工業株式会社 |
No.2 | 大正製薬ホールディングス株式会社 |
No.3 | 久光製薬株式会社 |
No.4 | 東北化学薬品株式会社 |
No.5 | ダイト株式会社 |
No.6 | 小野薬品工業株式会社 |
No.7 | 持田製薬株式会社 |
No.8 | 大塚ホールディングス株式会社 |
No.9 | JCRファーマ株式会社 |
No.10 | 堺化学工業株式会社 |
※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。