| 企業名 | リネットジャパングループ株式会社 |
|---|---|
| URL | https://corp.renet.jp/ |
| 業種 | 小売業 |
| 決算日 | 9月30日 |
| 資本金（百万円） | 1718.0 |
| 所在地 | 大府市柊山町三丁目３３番地 |
企業概要
リネットジャパングループ株式会社は、日本国内およびカンボジアで事業を展開しており、リユース事業、小型家電リサイクル事業、障がい福祉事業、そして海外金融・HR事業など多岐にわたる事業活動を行っています。
各事業の内容と状況
リユース事業: NETOFFブランドで中古本やCD、DVDなどをインターネットで買い取り、販売しています。この事業は特に対面を伴わない宅配便を活用することで利便性が高いです。
小型家電リサイクル事業: 使用済み小型電子機器などを宅配便で回収し、再資源化しています。この事業は、全国的に600以上の自治体と連携しています。
ソーシャルケア事業: 障がいのある方々に対して社会的自立を支援するためのグループホームを運営し、就労機会を提供しています。
海外金融・HR事業: カンボジアでマイクロファイナンスやマイクロ保険事業、人材送り出し事業などを展開しています。
従業員について
| 従業員数（名） | 平均年齢（歳） | 平均勤続年数（年） | 平均年間給与（千円） |
|---|---|---|---|
| 24 | 38.5 | 3.4 | 5890 |
関連企業
リネットジャパングループは次の関連会社を有しています：
- ネットオフ株式会社（国内Re事業）
- リネットジャパンリサイクル株式会社（国内Re事業）
- リネットジャパンソーシャルケア株式会社（国内Re事業）
- RENET JAPAN (CAMBODIA) CO.,LTD.（海外金融・HR事業）
- CHAMROEUM MICROFINANCE PLC.（海外金融・HR事業）
業績
| 回次 | 決算年月 | 営業収益（千円） | 経常利益（千円） | 親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失（千円） | 包括利益（千円） | 純資産額（千円） | 総資産額（千円） |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第20期 | 2019年9月 | 8,569,502 | 386,244 | 247,264 | 182,413 | 2,579,066 | 7,621,134 |
| 第21期 | 2020年9月 | 6,836,184 | 241,642 | △1,602,569 | △1,616,078 | 1,691,135 | 9,500,193 |
| 第22期 | 2021年9月 | 7,750,158 | 501,241 | 200,398 | 178,297 | 1,783,540 | 8,458,216 |
| 第23期 | 2022年9月 | 8,587,744 | 842,027 | 500,846 | 395,550 | 2,217,021 | 9,624,492 |
| 第24期 | 2023年9月 | 11,055,629 | 128,584 | △352,280 | △319,161 | 2,047,893 | 14,785,200 |
各指標の増減について
第24期の営業収益は28.7％増加したが、経常利益は84.7％減少しました。これは、販売費及び一般管理費の急増が主な要因です。また、純資産額は減少しましたが、総資産額は増加しています。全体的な売上が増加している一方で、コスト管理や利益率の改善が課題と見受けられます。
リスクについて
リネットジャパングループ株式会社に特有のリスクとして、中古商品の安定供給や為替リスク、古物営業法の遵守、システムトラブル、自然災害などがあります。特に中古商品の安定的な供給は収益に大きな影響を与える可能性があります。
まとめ
リネットジャパングループ株式会社の業績は、全体として売上が増加している一方で、利益面での課題が見受けられます。第24期には営業収益が前年同期比で28.7％増加したものの、経常利益は大幅に減少しています。今後の見通しとしては、コスト削減と効率化が重要なポイントとなるでしょう。また、リユース事業やリサイクル事業におけるマーケティング戦略の強化が求められます。
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