| 企業名 | ピクスタ株式会社 |
|---|---|
| URL | https://pixta.co.jp/ |
| 業種 | 小売業 |
| 決算日 | 12月末日 |
| 資本金（百万円） | 325.0 |
| 所在地 | 渋谷区渋谷２丁目２１番１号 渋谷ヒカリエ３３階 ＪｕｓｔＣｏ Ｓｈｉｂｕｙａ Ｈｉｋａｒｉｅ |
企業概要
当社グループは、当社（ピクスタ株式会社）及び連結子会社１社（PIXTA VIETNAM CO.,LTD.）によって構成されております。当社グループは、「才能をつなぎ、世界をポジティブにする」ことを企業理念として掲げ、インターネットを最大限活用し、価値を生む人とそれを活かす人を最大多数結びつけ、多様性に富む活気ある社会の実現に貢献していくことを目指しております。その理念のもと、インターネット上で写真・イラスト・動画等のデジタル素材の仕入から販売までを行うオンラインマーケットプレイスの運営を主たる事業としつつ、さまざまな分野で才能をつなぎ、無数の感動を生み出し、その集積によって、多数のクリエイティブ・プラットフォームからなる「クリエイティブ・プラットフォーム経済圏」を実現し、2030年に200億円以上の取扱高を目指して事業展開をしております。
各事業の内容と状況
当社グループの主な事業は以下の通りです。
- PIXTA事業: インターネット上でデジタル素材の販売を行うマーケットプレイス「PIXTA」を運営。クラウドソーシング形式で国内外のクリエイターから素材を収集・販売。
- fotowa事業: 出張撮影プラットフォーム「fotowa」の運営。撮影してほしい人とフォトグラファーをつなぐサービス。特に家族の記念行事などでの利用が多い。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数（人） | 平均年齢（歳） | 平均勤続年数（年） | 平均年間給与（千円） |
|---|---|---|---|---|
| PIXTA事業 | 33 (15) | 38.18 | 7.01 | 6,240 |
| fotowa事業 | 16 (0) | |||
| その他 | 10 | 合計 | ||
| 全社（共通） | 19 (1) |
関連企業
| 名称 | 住所 | 資本金 | 主要な事業の内容 | 議決権の 所有割合（％） | 関係内容 |
|---|---|---|---|---|---|
| PIXTA VIETNAM CO.,LTD. | ベトナム共和国ハノイ市 | 30,000 USドル | 当社グループ内のシステム開発事業 | 100 | 役員の兼任 当社からの業務委託 |
業績
| 項目 | 第15期（2019年12月） | 第16期（2020年12月） | 第17期（2021年12月） | 第18期（2022年12月） | 第19期（2023年12月） | 前期比（%） |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高（千円） | 2,759,466 | 2,625,315 | 2,813,160 | 2,787,412 | 2,621,639 | -5.9 |
| 経常利益（千円） | 154,513 | 26,037 | 116,722 | 187,358 | 302,135 | 61.3 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（千円） | 90,349 | -112,919 | 184,147 | 121,830 | 261,559 | 114.7 |
各指標の増減について
当期の売上高は前年同期比で5.9%減少しましたが、これはGoogleコアアルゴリズムの更新によりユーザーのサイト流入が減少したことが一因です。一方、経常利益は前年同期比で61.3%増加し、親会社株主に帰属する当期純利益も114.7%増加しました。主な要因は、広告宣伝費の減少と同時に販売費一般管理費の削減によるものです。
リスクについて
PIXTA事業においては、インターネット広告市場の動向により業績が左右される可能性があります。また、fotowa事業においては、家族写真撮影市場の競争が激化するリスクがあります。さらに、技術革新に伴いAIを用いた自動画像生成等による競争力低下のリスクや、システム障害やセキュリティリスクへの対応も重要な課題です。
まとめ
当社グループの業績は、PIXTA事業を中心に安定成長を続けています。ただし、広告市場の変動や技術革新等に対応するための持続的な改善が求められています。現状では成長傾向が強く、今後の事業拡大も予測されますが、外部環境の変化を注視しつつ柔軟に対応することが重要でしょう。
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