2024-03-28有価証券報告書  アグロ カネショウ株式会社

企業名 アグロ カネショウ株式会社
URL https://www.agrokanesho.co.jp/
業種 化学
決算日 12月31日
資本金(百万円) 1809.0
所在地 港区赤坂四丁目2番19号 赤坂シャスタ イースト7F






有価証券報告書解説


企業概要

当社の企業集団(当社グループ)は、当社と連結子会社3社の合計4社で構成されており、土壌消毒剤、害虫防除剤、病害防除剤等農業薬品の製造販売を主な事業としています。

各事業の内容と状況

当社グループの事業内容は以下の通りです:

連結子会社Kanesho Soil Treatment SRL/BVは、農業用土壌消毒剤の原体及びバルクを当社及び世界90カ国へ販売しています。
連結子会社AGRO-KANESHO KOREA CO., LTD.は、韓国国内での当社グループ製品販売及び普及推進を行っています。
連結子会社株式会社KANESHO CHPは、Dow AgroSciences LLCが日本・韓国で展開しているクロルピリホス剤の営業権を譲受け、知的財産権のライセンスを当社に供与していますが、現在解散手続中です。

従業員について

従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
299 40.8 12.7 5772

労働者の円満な関係を維持しています。労働組合は結成されていませんが、労使関係は円満に推移しています。

関連企業

主要な関連企業は以下の通りです:

名称 住所 資本金 主要な事業の内容 議決権の所有割合(%) 関係内容
Kanesho Soil Treatment SRL/BV ベルギー王国(ブリュッセル) 12,500千ユーロ 農業用土壌処理剤の仕入販売 60.0 当社の仕入及び販売先 知的財産権のライセンス使用 役員の兼任3名
AGRO-KANESHO KOREA CO., LTD. 大韓民国(ソウル市) 200,000 千ウォン 農業薬品等の製造、売買、輸出入及び仲介業務 100.0 当社の販売先 役員の兼任1名
株式会社KANESHO CHP 東京都千代田区 10百万円 クロルピリホス剤に関する知的財産権の保有及び維持 70.0 清算手続中 資金の貸付清算人の兼任1名

業績

決算年月 売上高(千円) 経常利益(千円) 親会社株主に帰属する
当期純利益(千円)
前期比(%)
2023年12月 15655104 1107014 605625 -34.0
2022年12月 16640716 1707671 917695 +4.7

各指標の増減について

売上高、経常利益および当期純利益が減少した主な要因は、土壌消毒剤の販売減少および製品補償費の計上によるものです。特別利益として債務免除益が計上されたものの、全体の利益には大きな影響を与えませんでした。

リスクについて

当社グループが注意すべきリスクには以下のものがあります:

  • 製品の品質リスク: リコール等のコストや信用低下のリスクがある。
  • 価格変動リスク: 価格競争により業績に影響を受ける可能性がある。
  • 為替変動リスク: 為替レートの変動が業績に影響を与える可能性がある。
  • 天候条件リスク: 農薬事業は天候条件に大きく影響される。
  • 新製品開発リスク: 開発の中止や延期による成長と収益性への影響がある。
  • 法規制リスク: 法規制の遵守ができない場合、社会的評価や業績に影響がある。
  • 契約の打ち切りリスク: 他社との契約の継続が困難になる可能性がある。

まとめ

当社グループは安定供給と品質向上に努めており、商品の売上増加には成功していますが、主力製品の売上減少や製品補償費の計上が利益に影響を与えています。今後、研究開発および新製品の開発を通じて競争力を強化し、持続的な成長を目指す方針です。現状では、一部製品の好調な売上にもかかわらず、全体的な業績は減少しています。将来の見通しは慎重に見守る必要がありますが、計画通り進行することで業績の回復が期待されます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。