企業名 | 鳥居薬品株式会社 |
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URL | https://www.torii.co.jp/ |
業種 | 医薬品 |
決算日 | 12月31日 |
資本金(百万円) | 5190.0 |
所在地 | 中央区日本橋本町三丁目4番1号 |
企業概要
鳥居薬品株式会社は、医薬品の製造販売を主事業とする企業です。主な製品には、腎・透析、皮膚疾患、アレルゲン等の多岐にわたる分野の医薬品があります。また、親会社である日本たばこ産業株式会社(JT)との提携を通じて、資金管理や新薬の共同開発を行っています。
各事業の内容と状況
鳥居薬品株式会社は、以下のような製品を取り扱っています。
領域 | 製商品名 | 薬効 |
---|---|---|
腎・透析領域 | リオナ錠 | 高リン血症治療剤、鉄欠乏性貧血治療剤 |
腎・透析領域 | レミッチ | 経口そう痒症改善剤 |
腎・透析領域 | ケイキサレート※ | 高カリウム血症改善剤 |
皮膚疾患領域 | アンテベート※ | 外用副腎皮質ホルモン剤 |
皮膚疾患領域 | コレクチム軟膏 | 外用ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害剤 |
皮膚疾患領域 | ロコイド※ | 外用副腎皮質ホルモン剤 |
皮膚疾患領域 | ゼフナート | 抗真菌薬 |
アレルゲン領域 | シダキュア スギ花粉舌下錠※ | スギ花粉症のアレルゲン免疫療法薬 |
アレルゲン領域 | ミティキュアダニ舌下錠※ | ダニアレルギーのアレルゲン免疫療法薬 |
その他 | ビオスリー | 活性生菌製剤(整腸剤) |
その他 | オラデオカプセル | 血漿カリクレイン阻害剤 |
従業員について
従業員数(名) | 臨時従業員数(名) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
---|---|---|---|---|
583 | 43 | 41.0 | 14.5 | 8271 |
労働組合「鳥居薬品労働組合」には、370名(出向者を除く)の組合員がいます。管理職に占める女性比率は9.8%、男性の育児休業取得率は64.5%、労働者の男女賃金差異は以下のようになっています。
全労働者 | 正規雇用労働者 | 非正規雇用労働者 | |
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男女の賃金差異(%) | 80.1 | 83.7 | 43.6 |
関連企業
鳥居薬品株式会社は日本たばこ産業株式会社(JT)との提携を行い、医薬品の製造販売活動を支援されています。
業績
前事業年度 (2022年) | 当事業年度 (2023年) | 増減額 (百万円) | 増減率 (%) | |
---|---|---|---|---|
売上高 | 48,896 | 54,638 | 5,742 | 11.7 |
営業利益 | 5,540 | 5,035 | -504 | -9.1 |
研究開発費控除前営業利益 | 7,201 | 8,526 | 1,324 | 18.4 |
経常利益 | 5,537 | 5,307 | -229 | -4.1 |
当期純利益 | 3,944 | 4,119 | 175 | 4.4 |
各指標の増減について
売上高の増加は、主にアレルゲン領域や皮膚疾患領域における販売量の増加によるものです。一方、営業利益と経常利益の減少は、ライセンス契約一時金の支払いや、為替や仕入単価の上昇による販売費および一般管理費の増加によるものです。
リスクについて
鳥居薬品株式会社は、以下のようなリスク要因を抱えています。
- 医療用医薬品に関する法規制、薬事行政の動向に関するリスク: 新たな法規制や制度変更により、事業活動に影響を受ける可能性があります。
- 研究開発に関するリスク: 新薬開発は多額の投資を要し、上市までに遅れや変更が生じる可能性があります。
- 製商品の供給停止、回収に関するリスク: 技術上や規制上の問題、災害等により供給が停止する可能性があります。
- ITセキュリティ及び情報管理に関するリスク: システム障害や情報漏洩が発生した場合、事業活動に影響を与える可能性があります。
まとめ
鳥居薬品株式会社は、アレルゲン領域や皮膚疾患領域での成長を基礎とし、中長期的なビジョン「VISION2030」に向けて積極的な成長戦略を展開しています。直近の業績は堅調であり、今後も新薬開発や市場シェアの拡大が期待されます。しかし、研究開発費や法規制の変動によるリスクも存在するため、これらのリスク管理が重要です。総合的に、鳥居薬品株式会社は成長の見通しが良く、今後の発展に期待が持てる企業といえます。
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