2024-03-27有価証券報告書  株式会社電算システムホールディングス

企業名 株式会社電算システムホールディングス
URL https://www.ds-hd.co.jp/
業種 情報・通信業
決算日 12月31日
資本金(百万円) 2496.0
所在地 岐阜市日置江1丁目58番地






有価証券報告書の解説


企業概要

当社は持株会社としてグループ会社の経営管理およびそれに付随する業務を行い、情報サービス事業と収納代行サービス事業の2つのセグメントで事業を展開しています。企業理念は「共創」であり、新たな価値を創造し社会に貢献することを目指しています。

各事業の内容と状況

情報サービス事業

情報サービス事業においては、SI(システムインテグレーション)やソフトウェア開発、ハード調達、運用保守などを一貫して提供しています。また、クラウドサービスや情報セキュリティ事業の拡大も進めています。直近の年度では、Google関連ソリューションや基幹系システムの案件が好調で、売上は伸長しました。

収納代行サービス事業

1973年に開始した収納代行サービス事業では、全国のコンビニエンスストアや金融機関と提携して料金収納代行を提供しています。最新のデジタル決済インフラ「PayLabo(ペイラボ)」や「TREE PAYMENT」によって、多様な決済ニーズに対応しています。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(名) [うち平均臨時雇用者数]
情報サービス事業 863 [105]
収納代行サービス事業 69 [7]
全社(共通) 32 [6]
合計 964 [118]

関連企業

当社グループは、株式会社電算システム、株式会社ソフトテックス、株式会社DSテクノロジーズなど12社で構成されており、情報サービス事業と収納代行サービス事業を展開しています。

業績

項目 2021年12月 2022年12月 2023年12月 前期比(%)
売上高(百万円) 50,356 53,479 59,591 11.4%
経常利益(百万円) 3,210 3,587 4,018 12.0%
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 1,978 2,348 2,004 -14.7%
包括利益(百万円) 2,069 2,402 2,081 -13.4%

各指標の増減について

2023年の売上高は前年同期比11.4%増であり、特に情報サービス事業の売上が大きく伸びたことが理由です。また経常利益も前年より12.0%増加しましたが、親会社株主に帰属する当期純利益は14.7%減少しました。これはソフト開発プロジェクトにおける不採算案件の発生が主な原因です。

リスクについて

当社特有のリスクとして、新型コロナウイルス感染症の影響や、ウクライナ情勢の変化、技術革新に伴う競争激化が挙げられます。また、情報漏洩やシステム障害によるリスクも無視できません。これに対して、当社は適切なリスク管理方法を導入しており、持続的な発展を目指しています。

まとめ

当社は情報サービス事業と収納代行サービス事業を主体に、堅調な成長を続けています。売上高や経常利益の増加は好調の兆しと言えますが、不採算案件やリスク管理の面での課題も残されています。持続的な発展と成長を目指し、リスク管理や新たな価値の創造に注力していくことが求められます。現状、業績は好調に推移しているようです。


AI判定による類似企業・競合TOP10

No.1 JBCCホールディングス株式会社
No.2 株式会社SYSホールディングス
No.3 株式会社コア
No.4 NSW株式会社
No.5 株式会社パシフィックネット
No.6 株式会社さくらケーシーエス
No.7 株式会社ゼネテック
No.8 日本システム技術株式会社
No.9 株式会社システム ディ
No.10 大興電子通信株式会社

※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。