2024-03-27有価証券報告書  株式会社小田原機器

企業名 株式会社小田原機器
URL https://www.odawarakiki.com/
業種 輸送用機器
決算日 12月31日
資本金(百万円) 324.0
所在地 小田原市中町一丁目11番3号






有価証券報告書の解説


企業概要

この企業は、様々な電子決済システムやバス用運賃収受機器を専門的に開発・製造・販売しています。主要事業は運賃収受機器事業とシステム開発事業で構成されており、国内外での市場展開を行っています。

各事業の内容と状況

運賃収受機器事業: バス用運賃箱や関連機器の開発・製造・販売を行っています。特に新札対応などの特需に対応するための製品改良に積極的です。

システム開発事業: ETCシステムや交通情報通信システムなどのインフラ系システムの開発・販売を行っています。公共性の高い案件が多く、安定収益が期待されます。

従業員について

次元 従業員数 平均年齢 平均勤続年数 平均年間給与
2023年12月31日現在 110人(14人) 42.9歳 10.5年 6,585,474円

関連企業

名称 事業内容 議決権の所有割合 関係内容
株式会社オーバルテック 運賃収受機器のメンテナンスサービス 100% 役員の兼任、製品の修理及び出張点検作業
ソタシステム株式会社 システム開発、ソフトウェア設計 100% 役員の兼任、システム開発
株式会社アズマ 電子計算機部品の製造販売 100% 役員の兼任、ソフトウェア開発

業績

決算年月 売上高(千円) 経常利益(千円) 当期純利益(千円) 資本金(千円)
2019年12月 6,036,100 323,178 281,877 324,423
2020年12月 4,486,053 180,154 107,886 327,160
2021年12月 3,152,412 132,278 65,800 330,328
2022年12月 4,278,806 -21,211 -74,309 333,459
2023年12月 3,479,255 181,012 170,733 336,596

各指標の増減について

● 売上高: 新札対応の特需がありながらも一部案件の売上が翌期へ先送りされたため前年同期比で減少しました。

● 経常利益: 売上総利益の増加により大幅に増益となりました。

● 当期純利益: 経常利益の増加により前年同期の損失から利益に転じました。

リスクについて

● 製品に関するリスク: 故障や品質問題が発生した場合、改修費用が発生し業績に影響を及ぼす可能性があります。

● 開発管理に関するリスク: プロジェクトの遅延や追加費用が発生すると、業績に影響が生じる可能性があります。

● 人材に関するリスク: 優秀な人材の確保・育成が困難な場合、技術力が低下するリスクがあります。

まとめ

この企業の業績は全体として安定しており、新札対応の特需など経済環境に対応した施策が適切に行われています。前年度は経常利益と当期純利益ともに大幅に改善しており、今後も新商品の開発や市場のニーズに応じた迅速な対応が期待されます。私のアナリストとしての視点からは、今後も安定した成長が見込める優れた企業であると評価します。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。