2024-03-27有価証券報告書  株式会社モダリス

企業名 株式会社モダリス
URL https://www.modalistx.com/jp/
業種 医薬品
決算日 12月末日
資本金(百万円) 2700.0
所在地 中央区日本橋本町三丁目11番5号





有価証券報告書の解説


企業概要

本記事で解説する企業は、遺伝子治療薬の開発に特化し、特に希少疾患に対する治療薬の提供を目指しています。主要な技術として「切らないCRISPR技術(CRISPR-GNDM®技術)」を活用しており、その高い技術力で多くの未解決の医療ニーズに応えようとしています。

各事業の内容と状況

当社の事業活動は遺伝子治療薬の開発に集中しています。その技術基盤であるCRISPR-GNDM®技術を用いて、自社および協業モデルで複数のパイプラインを展開しています。リードプログラムMDL-101は治験申請が間近であり、その他のパイプラインも順調に進行しています。

従業員について

2023年12月31日現在、従業員の状況は以下の通りです。

事業部門の名称 従業員数(人) 臨時雇用者数(人)
研究開発部門 30
全社(共通) 7 1
合計 37 1

平均年齢:46.7歳、平均勤続年数:2.0年、平均年間給与:13,852千円

関連企業

アメリカにある完全子会社 Modalities Therapeutics Inc. が主要な関連企業であり、遺伝子治療薬の開発事業を担っています。

業績

指標 前期 当期 前期比(%)
事業収益 (千円) 40,500 0 -100.0
経常損失 (千円) △1,995,790 △2,351,788 -17.8
親会社株主に帰属する当期純損失 (千円) △2,702,709 △2,391,821 11.5
流動資産 (千円) 3,061,227 1,956,323 -36.1
純資産 (千円) 2,941,322 1,380,422 -53.1

各指標の増減について

経常損失および純損失が拡大した理由として、研究開発費用の増加が挙げられます。一方で、親会社株主に帰属する純損失の減少は、一部費用の最適化によるものです。また、流動資産と純資産が大幅に減少したのは、現金及び現金同等物の減少および資金調達の減少によるものです。

リスクについて

当社の主なリスクとして、遺伝子治療薬開発の不確実性、法規制の変化、競合企業の存在、資金調達の困難性などが挙げられます。

まとめ

遺伝子治療薬の開発において高い技術力を持つ当社は、将来の治療薬市場での成功が期待されます。しかし、現在の財政状態や資金繰りにはまだ多くの課題が残っており、投資家としてはリスクを慎重に見極める必要があります。総じて、現状は不調ですが、技術の進行やパートナーシップの拡大が進めば、今後の好転も期待できます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。