企業名 | 株式会社モダリス |
---|---|
URL | https://www.modalistx.com/jp/ |
業種 | 医薬品 |
決算日 | 12月末日 |
資本金(百万円) | 2700.0 |
所在地 | 中央区日本橋本町三丁目11番5号 |
企業概要
本記事で解説する企業は、遺伝子治療薬の開発に特化し、特に希少疾患に対する治療薬の提供を目指しています。主要な技術として「切らないCRISPR技術(CRISPR-GNDM®技術)」を活用しており、その高い技術力で多くの未解決の医療ニーズに応えようとしています。
各事業の内容と状況
当社の事業活動は遺伝子治療薬の開発に集中しています。その技術基盤であるCRISPR-GNDM®技術を用いて、自社および協業モデルで複数のパイプラインを展開しています。リードプログラムMDL-101は治験申請が間近であり、その他のパイプラインも順調に進行しています。
従業員について
2023年12月31日現在、従業員の状況は以下の通りです。
事業部門の名称 | 従業員数(人) | 臨時雇用者数(人) |
---|---|---|
研究開発部門 | 30 | - |
全社(共通) | 7 | 1 |
合計 | 37 | 1 |
平均年齢:46.7歳、平均勤続年数:2.0年、平均年間給与:13,852千円
関連企業
アメリカにある完全子会社 Modalities Therapeutics Inc. が主要な関連企業であり、遺伝子治療薬の開発事業を担っています。
業績
指標 | 前期 | 当期 | 前期比(%) |
---|---|---|---|
事業収益 (千円) | 40,500 | 0 | -100.0 |
経常損失 (千円) | △1,995,790 | △2,351,788 | -17.8 |
親会社株主に帰属する当期純損失 (千円) | △2,702,709 | △2,391,821 | 11.5 |
流動資産 (千円) | 3,061,227 | 1,956,323 | -36.1 |
純資産 (千円) | 2,941,322 | 1,380,422 | -53.1 |
各指標の増減について
経常損失および純損失が拡大した理由として、研究開発費用の増加が挙げられます。一方で、親会社株主に帰属する純損失の減少は、一部費用の最適化によるものです。また、流動資産と純資産が大幅に減少したのは、現金及び現金同等物の減少および資金調達の減少によるものです。
リスクについて
当社の主なリスクとして、遺伝子治療薬開発の不確実性、法規制の変化、競合企業の存在、資金調達の困難性などが挙げられます。
まとめ
遺伝子治療薬の開発において高い技術力を持つ当社は、将来の治療薬市場での成功が期待されます。しかし、現在の財政状態や資金繰りにはまだ多くの課題が残っており、投資家としてはリスクを慎重に見極める必要があります。総じて、現状は不調ですが、技術の進行やパートナーシップの拡大が進めば、今後の好転も期待できます。
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