企業名 | 株式会社デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 |
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URL | https://dwti.co.jp/ir/ |
業種 | 医薬品 |
決算日 | 12月31日 |
資本金(百万円) | 840.0 |
所在地 | 名古屋市中区錦一丁目18番11号 |
企業概要
当社グループは、当社及び連結子会社の「日本革新創薬株式会社(JIT)」で構成されており、主にプロテインキナーゼ阻害剤を中心とした医薬品の研究開発を行っています。これらを製薬会社等にライセンスアウトすることで収益を獲得する創薬事業を展開しています。
各事業の内容と状況
当社グループの事業は創薬事業の単一セグメントです。新薬開発の流れは基礎研究、非臨床試験、臨床試験を経て販売開始となり、このうち基礎研究段階で効率的な研究開発を行っていることが特徴です。
従業員について
2023年12月31日現在 | |
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従業員数 (名) | 19 |
平均年齢 (歳) | 50.6 |
平均勤続年数 (年) | 10.6 |
平均年間給与 (千円) | 6760 |
当社グループには労働組合は組成されていませんが、労使関係は良好です。
関連企業
名称 | 住所 | 資本金(千円) | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合(%) | 関係内容 |
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日本革新創薬株式会社 | 名古屋市中区 | 100,000 | 創薬事業 | 77.9 | 業務委受託、資金の貸付、役員の兼任あり |
業績
指標 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 |
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売上高 (千円) | 580,527 | 355,586 | 414,424 | 448,100 | 428,364 |
経常利益/損失 (千円) | 109,578 | −289,527 | −159,711 | −295,806 | −796,363 |
親会社株主に帰属する当期純利益/損失 (千円) | 133,203 | −276,104 | −148,995 | −429,685 | −812,411 |
各指標の増減について
当期の損失は、主に売上高の減少と研究開発費の増加に起因しています。特に「H-1337」の米国後期第Ⅱ相臨床試験の費用や「DWR-2206」の開発費用が増加要因として挙げられます。
リスクについて
当社グループのリスクは主に以下の通りです:
- 新薬開発の成功率が低く、開発途中での中止リスクが高い。
- 市場における競争が激しいため、売上高が期待通りに推移しない可能性。
- 専門の技術者の確保と育成が難しい。
まとめ
当社グループは、技術力に基づいた効率的研究開発を特徴とし、早期のライセンスアウトを行う戦略で低コストの開発体制を維持してきました。しかし、近年は研究開発費の大幅な増加や業界内の競争激化により収益性には課題が見られます。これらのリスクを効率的に管理しながら、新薬開発の成功につなげることが重要と考えます。
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