| 企業名 | 共同ピーアール株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.kyodo-pr.co.jp/ |
| 業種 | サービス業 |
| 決算日 | 12月31日 |
| 資本金（百万円） | 419.0 |
| 所在地 | 中央区築地一丁目１３番１号 |
企業概要
この企業は、PR事業、インフルエンサーマーケティング事業、およびAI・ビッグデータソリューション事業の三つの主要な事業を国内外で展開しています。子会社4社と孫会社2社を含み、それぞれの事業エリアで多岐にわたるサービスを提供しています。
各事業の内容と状況
PR事業: 企業と一般社会との良好な関係構築を目指し、広報活動支援や危機管理広報対応などを行います。近年、SNSやWebメディアの重要性が増しており、この分野の成長が期待されます。
インフルエンサーマーケティング事業: 影響力のあるインフルエンサーを活用し、企業の製品やサービスの認知度向上を目指します。所属クリエイターの魅力を引き出すためのサポート体制が充実しています。
AI・ビッグデータソリューション事業: AI技術を用いたデータ収集・分析を提供し、企業の意思決定を支援します。特にWebクローリングシステムを活用し、インバウンド以外のチャネル案件の獲得が順調に進んでいます。
従業員について
| 企業名 | 従業員数（人） | 平均年齢（歳） | 平均勤続年数（年） | 平均年間給与（円） |
|---|---|---|---|---|
| 提出会社 | 202 | 39.9 | 9.4 | 5,925,637 |
関連企業
主要な関連企業として、以下の企業が挙げられます：
- 共和ピー・アール株式会社
- 株式会社マンハッタンピープル
- 株式会社ＶＡＺ
- 株式会社キーウォーカー
- 株式会社新東通信
業績
| 年度 | 売上高（千円） | 営業利益（千円） | 経常利益（千円） | 親会社株主に帰属する当期純利益（千円） | 総資産額（千円） | 自己資本比率（％） | 従業員数（人） |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019年 | 5,757,895 | 540,312 | 501,914 | 371,830 | 2,814,971 | 67.3 | 245 |
| 2020年 | 4,990,197 | 584,725 | 151,064 | 12,651 | 3,049,838 | 59.2 | 243 |
| 2021年 | 5,609,621 | 630,445 | 392,230 | 131,947 | 3,544,072 | 54.2 | 232 |
| 2022年 | 5,264,691 | 719,534 | 736,245 | 520,424 | 5,008,284 | 50.4 | 299 |
| 2023年 | 6,895,772 | 840,382 | 862,890 | 487,601 | 5,428,165 | 54.8 | 337 |
各指標の増減について
売上高は前年比から31.0％増加し、6,895百万円となりました。特にインフルエンサーマーケティング事業とAI・ビッグデータソリューション事業が成長しました。
営業利益は同じく16.8％増加しており、主要な利益貢献領域がPR事業であることが確認できます。
一方、親会社株主に帰属する当期純利益は6.3％減少しました。これは特別利益の寄与がないことと税金費用の増加が理由です。
リスクについて
企業特有のリスクには以下が挙げられます：
- 経済環境の変動: 経済環境が悪化した場合、PR業務への需要が低下する可能性があります。
- メディアとの関係性: マスコミ各社との良好な関係維持が重要であり、これが損なわれるとサービス品質に影響を及ぼす可能性があります。
- 人材の確保と育成: 優秀な人材の確保は企業の持続的成長に不可欠であり、人材確保が困難な場合、経営成績に影響を与える可能性があります。
- 情報セキュリティ体制: サイバー攻撃や情報漏洩などのリスクに常に注意を払わなければならない状況です。
まとめ
この企業は、PR事業を中心に、インフルエンサーマーケティング事業やAI・ビッグデータソリューション事業を展開しており、成長可能性を秘めています。売上高や営業利益の増加が見られる一方で、親会社株主に帰属する当期純利益は減少しています。この要因は特別利益の寄与がないことと税金費用の増加です。今後の市場環境や企業のリスク管理が鍵となるでしょう。
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