企業名 | OATアグリオ株式会社 |
---|---|
URL | https://www.oat-agrio.co.jp/ |
業種 | 化学 |
決算日 | 12月31日 |
資本金(百万円) | 461.0 |
所在地 | 千代田区神田小川町一丁目3番1号 |
企業概要
当社グループは『食糧増産技術(アグリテクノロジー)と真心で世界の人々に貢献します』という経営理念の下、先進的な農薬及び肥料の研究開発、栽培技術の探求、製造及び国内外での販売を主たる事業として取り組んでおります。
各事業の内容と状況
当社グループは主に3つの技術に基づいてサービスを提供しています。
- 防除技術: 農作物を病害虫や雑草から守るための農薬製品。
- 施肥灌水技術: 栄養分を適切に供給し農作物の生育を促す肥料製品や灌水システム。
- バイオスティミュラント: 植物の免疫力を高め、耐逆境能力を向上させる技術や製品。
従業員について
以下は2023年12月31日時点での従業員に関する情報です。
従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(円) |
---|---|---|---|
174 (44) | 41.7 | 7.7 | 6,999,184 |
関連企業
主要な関連企業は以下の通りです。
- 旭化学工業株式会社(奈良県生駒郡斑鳩町)
- OAT&IIL India Laboratories Private Limited(インド)
- Asahi Chemical Europe s.r.o(チェコ)
業績
項目 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 前期比 (%) |
---|---|---|---|---|---|---|
売上高 (百万円) | 21,909 | 20,288 | 22,678 | 26,960 | 28,988 | 7.5 |
経常利益 (百万円) | 837 | 1,346 | 1,989 | 3,385 | 3,800 | 12.2 |
純利益 (百万円) | 4 | 837 | 1,456 | 2,261 | 2,488 | 10.0 |
各指標の増減について
2023年の業績は総じて前期比で成長しており、特に経常利益が12.2%も増加しています。この成長は、主に海外市場での殺ダニ剤「ダニサラバ」の好調な販売が要因となっています。国内市場においても、グリーンプロダクツ各種の売上が堅調でありました。
リスクについて
当社が直面するリスクには以下のようなものがあります。
- 農業市場の動向: 国内農業市場の縮小や農業従事者の高齢化、後継者不足による影響。
- 法規制: 国内外での法規制やそれに伴う対応費用の増加。
- 地政学リスク: ウクライナ情勢等の地政学リスクやエネルギー・原材料価格の高騰。
- 為替リスク: 為替変動による連結業績への影響。
まとめ
当社は、2023年の業績は前期比で7.5%増の売上高を達成し、経常利益も12.2%増加するなど好調な結果を示しました。今後もグローバル展開を強化し、持続可能な農業技術の普及に努めることで成長を続ける見通しです。ただし、農業市場の動向や地政学リスクなどに対しては一層の注視が必要です。
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