2024-03-26有価証券報告書  JUKI株式会社

企業名 JUKI株式会社
URL https://www.juki.co.jp/
業種 機械
決算日 12月31日
資本金(百万円) 18044.0
所在地 多摩市鶴牧二丁目11番地1






有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループは、JUKI株式会社を中心とし、縫製機器&システム事業及び産業機器&システム事業を展開しています。主な製品は、工業用ミシン、家庭用ミシン、マウンタなどで、世界の市場やお客様のニーズに応じた製品とサービスを提供しています。

各事業の内容と状況

縫製機器&システム事業は、工業用ミシンや家庭用ミシンを提供しており、産業機器&システム事業は、マウンタや検査機などを扱っています。全体的に売上は微減していますが、特定地域の経済回復遅延がその要因となっています。

従業員について

2023年12月31日現在の従業員については以下の通りです。

セグメントの名称 従業員数(人)
縫製機器&システム事業 2612
産業機器&システム事業 1773
その他 105
全社(共通) 223
合計 4713

平均年間給与は5,270千円です。

関連企業

JUKIグループは、33の子会社と5の関連会社から構成されています。主な関連企業には、JUKI (HONG KONG) LTD.やJUKIテクノソリューションズ株式会社などがあります。

業績

回次 決算年月 売上高(百万円) 経常利益(百万円) 当期純利益(百万円) 総資産額(百万円) 自己資本比率(%)
第105期 2019年12月 99,169 2,941 1,763 114,715 32.29
第106期 2020年12月 70,401 △3,957 △4,688 110,230 28.15
第107期 2021年12月 101,292 3,439 2,154 129,114 27.30
第108期 2022年12月 117,454 1,163 △78 145,169 25.31
第109期 2023年12月 94,750 △3,684 △7,035 139,304 22.68

各指標の増減について

売上高は前年比▲19.3%減少しました。これは中国・東南アジアにおける設備投資の具体化が遅れたことや、新興国の外貨不足が主な要因です。また、経常利益及び当期純利益も大幅に悪化し、特に当期純利益は▲703億円の損失となりました。

リスクについて

主なリスクには、以下が挙げられます。

  • 政治・経済の不安定性:海外売上高比率が高いため、海外市場の政治・経済状況が業績に与える影響は大きいです。
  • サプライチェーンの問題:部品供給の混乱や物流の遅れが生産に影響を与える可能性があります。
  • 金融リスク:為替相場や金利の変動が業績に与える影響も無視できません。

まとめ

JUKI株式会社の業績は、中国・東南アジアにおける設備投資の遅れや新興国の外貨不足による影響を受け、大幅な売上減少と損失を計上しました。ただし、今後の経営計画においては、コスト削減や新興市場の開拓、高付加価値商品の提供に注力しています。これらの施策が成功すれば、将来的な業績の回復が見込まれます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。