| 企業名 | 美樹工業株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.mikikogyo.co.jp/ |
| 業種 | 建設業 |
| 決算日 | 12月31日 |
| 資本金（百万円） | 764.0 |
| 所在地 | 姫路市北条９５１番地１ |
企業概要
当社グループは、総合建設業として活動しており、建設工事、設備工事、住宅の建築・販売、不動産賃貸事業を展開しています。当社、連結子会社3社、及び持分法適用関連会社1社で構成されています。
各事業の内容と状況
以下が当社グループの各事業及びその内容です。
- 建設事業: 当社において、公共施設、商業施設、マンション、事務所及び倉庫等の施工を行います。また、土木工事、都市ガス導管敷設工事も担当しています。
- 設備事業: ガス配管工事や空調設備工事を行い、ビル等の空調設備工事も含まれます。三樹エンジニアリング㈱がガス機器の販売及び施工を担当しています。
- 住宅事業: セキスイハイム山陽㈱によるユニット住宅の建築・販売、リフォーム工事の施工があります。また、㈱リブライフが戸建住宅の建築・販売を担当しています。
- 不動産賃貸事業: 当社及び連結子会社リブライフ㈱が不動産物件の賃貸及び管理を行います。
- その他事業: 太陽光発電事業や損害保険代理店業務、飲食事業の経営等があります。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数（人） | 臨時雇用者数（人） |
|---|---|---|
| 建設事業 | 179 | （18） |
| 設備事業 | 100 | （5） |
| 住宅事業 | 222 | （19） |
| 不動産賃貸事業 | 17 | （3） |
| その他事業 | 5 | （56） |
| 全社（共通） | 14 | （4） |
| 合計 | 537 | （105） |
提出会社の状況：
| 従業員数（人） | 臨時雇用者数（人） | 平均年齢（歳） | 平均勤続年数（年） | 平均年間給与（円） |
|---|---|---|---|---|
| 265 | （28） | 41.8 | 13.1 | 5,680,639 |
関連企業
- セキスイハイム山陽 株式会社 (持株比率 56.7%)
- 株式会社リブライフ (持株比率 100.0%)
- 三樹エンジニアリング 株式会社 (持株比率 100.0%)
- ハイデッキ 株式会社 (持株比率 29.6%)
業績
| 指標 | 2019年12月 | 2020年12月 | 2021年12月 | 2022年12月 | 2023年12月 | 前期比（%） |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高（千円） | 29,887,483 | 27,260,898 | 26,370,060 | 30,758,899 | 32,203,391 | 4.7 |
| 経常利益（千円） | 1,371,332 | 1,301,731 | 1,323,844 | 1,181,040 | 1,330,695 | 12.7 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（千円） | 1,071,290 | 795,608 | 731,365 | 734,690 | 839,527 | 14.3 |
| 包括利益（千円） | 1,121,681 | 895,747 | 855,723 | 854,559 | 991,397 | 16.0 |
| 自己資本比率（%） | 45.97 | 49.00 | 45.74 | 47.14 | 50.90 | 8.0 |
各指標の増減について
当年度の売上高は前年度比で4.7%増加し、32,203,391千円となりました。公共投資および民間投資の増加が主な要因です。
経常利益は前年度比で12.7%増加。主要因は、設備事業で大規模太陽光発電所工事の進捗による収益増加です。
親会社株主に帰属する当期純利益は14.3%増加し、839,527千円でした。これは前年度の工法変更等に伴う引き当て金の影響が減ったためです。
自己資本比率は50.90%と前年度よりも改善し、企業の財務健全性が向上しました。
リスクについて
以下の点に着目する必要があります。
- 法的規制: 建設業界および不動産業界は法律の影響を強く受けるため、法改正には注意が必要です。
- 市場需要: 公共投資や民間の設備投資、住宅投資に業績が左右され、経済状況の変動が大きなリスクとなります。
- 不動産賃貸: 地域の賃貸条件や需給環境の変化は、当社の財政状態に影響を与える可能性があります。
まとめ
当社グループの業績は総じて堅調であり、特に設備事業の大規模太陽光発電所工事の進捗が好影響を及ぼしました。経常利益及び当期純利益ともに増加し、財務健全性も改善しています。今後の成長も期待できるため、現状は好調と評価できます。
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