| 企業名 | 株式会社グローバルダイニング |
|---|---|
| URL | https://www.global-dining.com/ |
| 業種 | 小売業 |
| 決算日 | 12月31日 |
| 資本金（百万円） | 43.0 |
| 所在地 | 港区南青山七丁目１番５号 |
企業概要
当社グループは、株式会社グローバルダイニング及び米国子会社のグローバルダイニング，インク．オブ カリフォルニアによって構成されており、主にレストラン経営を軸とした飲食事業を営んでいます。日本国内及び米国での展開を行い、計45店舗を運営しています。
各事業の内容と状況
株式会社グローバルダイニングでは、都内を中心にイタリア料理、メキシコアメリカ料理、アジア料理、和食などの幅広い飲食店を展開しています。特に、和食業態の増収が顕著で、前年比54.8%の増収を記録しています。米国子会社も含めた全体的な業績は堅調に回復しています。
従業員について
| 事業部門の名称 | 従業員数(名) | 従業員数(臨時) |
|---|---|---|
| 飲食事業 | 126 | 〔720〕 |
| 全社（共通） | 46 | 〔4〕 |
| 合計 | 172 | 〔724〕 |
従業員数は172名、平均年齢は35.9歳、平均給与は約611万円となっており、事業の維持と発展において人材の育成に力を入れています。
関連企業
関連企業は主に米国の子会社、グローバルダイニング，インク．オブ カリフォルニアで、米国内で2店舗のレストランを運営しています。米国市場での成長も今後期待されています。
業績
| 回次 | 決算年月 | 売上高 (千円) | 経常利益/損失 (千円) | 純利益/損失 (千円) | 包括利益 (千円) | 総資産額 (千円) | 自己資本比率 (％) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第47期 | 2019年12月 | 9610852 | 96910 | △331,293 | △347,647 | 6679013 | 52.7 |
| 第48期 | 2020年12月 | 5667513 | △1,102,412 | △1,509,352 | △1,577,213 | 5934695 | 32.8 |
| 第49期 | 2021年12月 | 9573176 | 1066616 | 1046008 | 1163967 | 7685169 | 40.8 |
| 第50期 | 2022年12月 | 9558077 | 297765 | 222464 | 464073 | 7238942 | 49.5 |
| 第51期 | 2023年12月 | 11090793 | 727743 | 847434 | 974969 | 8560792 | 53.3 |
各指標の増減について
第51期の売上高は110億9079万円で、前期比で16.0%の増加を記録しました。経常利益は7億2774万円、親会社株主に帰属する当期純利益は8億4743万円といずれも大幅に改善しています。
リスクについて
この企業の主なリスクは天候や災害による来店客数の減少、賃貸契約の更新や解約リスク、出店の不確実性、新業態の開発リスク、及び代表取締役への依存度が高い点などです。特に、東京に店舗が集中しているため、大規模災害が発生した際の影響は甚大です。
まとめ
当期の業績は大幅に改善され、特に和食業態がインバウンド需要を取り込む形で大幅な増収を達成しています。経営体質の健全化と新たな出店計画を背景に、今後もさらに成長が期待されます。ただし、東京に店舗が集中していることや賃貸契約の不確実性によるリスクは依然として存在しており、これらの点には引き続き注意が必要です。アナリストとしての視点では、企業の現状と将来性に対しては前向きな見通しであり、業績は好調と評価できます。
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