| 企業名 | ラオックスホールディングス株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.laox.co.jp/corporate/profile/ |
| 業種 | 小売業 |
| 決算日 | 12月31日 |
| 資本金（百万円） | 100.0 |
| 所在地 | 港区虎ノ門４丁目３番１号 |
企業概要
当社グループは、国内外26社の連結子会社および3社の関連会社を擁する大規模なグループです。主力事業は「ギフトソリューション事業」、訪日観光客を対象とする「リテール事業」、グローバルEC等を手掛ける「トレーディング事業」、および商業施設の運営・管理を行う「アセット・サービス事業」から構成されています。
各事業の内容と状況
以下は各事業の概要と現状、見通しです:
- ギフトソリューション事業: 主にギフト用品や生活関連用品の販売。ブランド力強化と新商品の開発に努めており、オンライン販売も好調です。
- リテール事業: 訪日観光客を対象とした免税店事業やファッション用品などの販売。訪日観光客の増加を取込み、売上増加を見込んでいます。
- トレーディング事業: 貿易やグローバルECを展開。中国市場対応のため構造改革が進行中です。
- アセット・サービス事業: 商業施設の運営と管理。地域活性化に寄与しながら収益の向上を目指しています。
従業員について
以下は従業員に関する情報です:
| セグメントの名称 | 従業員数（名） | 従業員数（パートタイム等） | 平均年齢（歳） | 平均年間給与（円） |
|---|---|---|---|---|
| ギフトソリューション事業 | 431 | 386 | 42.2 | 5,436,000 |
| リテール事業 | 538 | 263 | ||
| トレーディング事業 | 51 | – | ||
| アセット・サービス事業 | 16 | 28 | ||
| 全社（共通） | 65 | 1 | ||
| 合計 | 1101 | 678 |
注記1：従業員数にはパートタイムおよび臨時従業員が含まれています。
関連企業
以下は主要な関連企業です。
| 企業名 | 所在地 | 事業内容 | 資本金 (百万円) | 所有割合 (%) |
|---|---|---|---|---|
| シャディ㈱ | 東京都港区 | ギフトソリューション事業 | 100 | 100.00 |
| ラオックス・ロジスティクス㈱ | 栃木県栃木市 | ギフトソリューション事業 | 100 | 100.00 |
| ㈱バーニーズジャパン | 東京都千代田区 | リテール事業 | 100 | 100.00 |
業績
| 第44期 | 第45期 | 第46期 | 第47期 | 第48期 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 129,520 | 82,988 | 68,149 | 55,127 | 60,187 +9.2% |
| 経常利益 (百万円) | △3,684 | △3,444 | △2,151 | 490 | 555 +13.3% |
| 純利益 (百万円) | △7,872 | △16,641 | △7,110 | 69 | 2,043 +2,826% |
| 従業員数 (名) | 1,851 | 1,368 | 889 | 718 | 1,101 |
各指標の増減について
各指標の増減の主要な理由は以下の通りです:
- 純利益: 株式会社バーニーズジャパンを子会社化したことに伴う負ののれん発生益。
- 売上高: インバウンド店舗の営業再開および株式会社バーニーズジャパンの連結子会社化による売上増。
リスクについて
この企業特有のリスクや特に投資家が気にすべきリスクは以下の通りです:
- 季節変動リスク: 年間の売上の約50%が中元期と歳暮期に集中しているため、これらの時期に不測の事態が発生すると大きな影響を受けます。
- カントリーリスク: 中国を中心にアジア地域で事業を展開しているため、政治情勢や経済状況の変化が影響を与える可能性があります。
- 自然災害リスク: 国内外に多数の店舗を持つため、自然災害や事故、テロなどのリスクがあります。
まとめ
当社の今期の業績は、新型コロナウイルス感染症後の回復に伴い売上高が前年同期比9.2%増加しており、特にリテール事業が大きく貢献しています。企業買収による事業拡大とコスト管理の改善が寄与し、純利益も大幅に増加しています。しかし、季節変動による売上リスクや、中国市場に依存するカントリーリスクなどの不確実性も存在します。全体的に見ると、現時点では好調であり、今後の成長が期待されます。
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