企業名 | GMOアドパートナーズ株式会社 |
---|---|
URL | https://www.gmo-ap.jp/ |
業種 | サービス業 |
決算日 | 12月31日 |
資本金(百万円) | 1301.0 |
所在地 | 渋谷区桜丘町26番1号 |
企業概要
今回の解説対象企業は、インターネット広告事業を主な事業内容とするGMOアドマーケティング株式会社です。親会社であるGMOインターネットグループの一員として、「すべての人にインターネット」というビジョンを持ち、エージェンシー事業及びメディア・アドテク事業を展開しています。
各事業の内容と状況
同社は以下の二つの主要なセグメントで事業を展開しています:
- エージェンシー事業: お客様の広告運用を全面的にサポートする事業。
- メディア・アドテク事業: 自社開発のメディアや広告技術を活用し、効果的な広告配信を行う事業。
エージェンシー事業では、さまざまな業界のクライアントに対応しており、メディア・アドテク事業では、特に高精度なターゲット広告を提供しています。2023年12月期には、エージェンシー事業の売上高が9,924百万円、メディア・アドテク事業の売上高が5,044百万円となりました。
従業員について
従業員数(名) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
---|---|---|---|
49 (臨時6名) | 38.1 | 7.5 | 5,978 |
従業員は主に東京渋谷区の本社を拠点に働いており、高度な専門知識と技術を持つ人材が多い点が特徴です。
関連企業
以下は主要な関連企業です:
- 親会社: GMOインターネットグループ株式会社
- 連結子会社: GMOアドマーケティング株式会社、GMO NIKKO株式会社、GMOインサイト株式会社、GMOソリューションパートナー株式会社
業績
回次 | 決算年月 | 売上高 (千円) | 経常利益 (千円) | 親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) | 包括利益 (千円) | 純資産額 (千円) | 総資産額 (千円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第21期 | 2019年12月 | 34,538,416 | 505,694 | 240,686 | 281,869 | 5,188,715 | 11,280,759 |
第22期 | 2020年12月 | 34,519,549 | 573,224 | 260,993 | 509,450 | 5,381,681 | 11,897,518 |
第23期 | 2021年12月 | 34,524,631 | 542,519 | 328,213 | 108,603 | 5,205,871 | 11,631,256 |
第24期 | 2022年12月 | 16,629,012 | 746,798 | 395,970 | 342,950 | 5,434,375 | 12,423,478 |
第25期 | 2023年12月 | 14,903,840 | 180,288 | 40,343 | -13,227 | 5,242,038 | 10,847,704 |
各指標の増減について
2023年12月期の業績は、売上高が減少する一方で、純利益も大幅に減少しました。これにより、経常利益や純資産額も減少しています。また、包括利益が赤字に転落するなど、経営環境が厳しい状態であることが伺えます。
リスクについて
同社は以下のリスクを抱えています:
- 市場の激しい競争: インターネット広告市場の競争が激化しているため、常にサービスの向上が求められます。
- 関連企業依存リスク: 親会社や主要取引先との取引関係が企業の事業に影響を与える可能性があります。
- 情報セキュリティリスク: クライアント情報や個人データの流出リスク。
まとめ
GMOアドマーケティング株式会社は、エージェンシー事業とメディア・アドテク事業の二本柱でインターネット広告市場に挑戦していますが、2023年12月期は売上高の減少や包括利益の赤字転落など、厳しい経営環境に直面しています。しかし、親会社や関連企業との協力体制を活かし、新しい広告技術の開発や優秀な人材の育成を進めることで、今後の成長が期待されます。
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