| 企業名 | 株式会社土木管理総合試験所 |
|---|---|
| URL | https://www.dksiken.co.jp/ |
| 業種 | サービス業 |
| 決算日 | 12月31日 |
| 資本金（百万円） | 1181.0 |
| 所在地 | 長野市篠ノ井御幣川８７７番地１ |
企業概要
当社グループは、当社及び連結子会社7社で構成されており、主に土木建設工事に係る試験総合サービス事業を展開している他、地盤補強サービス事業、ソフトウェア開発販売事業及びその他事業を行っております。
各事業の内容と状況
当社の主な事業は以下の通りです：
- 試験総合サービス事業：土質・地質調査試験、非破壊調査試験、環境調査試験
- 地盤補強サービス事業：地盤補強工事
- ソフトウェア開発販売事業：主に土木及び測量設計向けの設計支援ソフトウェア
- その他：試験機器の販売
各事業の詳細や状況について：
- 試験総合サービス事業では、日本国内各地の地質調査業務が好調で、全社の業績を牽引しています。
- 地盤補強サービス事業は、新規住宅の建設予定地における地盤調査と補強工事が主体ですが、コロナ禍前の状況にはまだ戻っていません。
- ソフトウェア開発販売事業では、新規販売や保守料金収入が順調に推移しています。
従業員について
| セグメント | 従業員数（名） |
|---|---|
| 試験総合サービス事業 | 350 |
| 地盤補強サービス事業 | 5 |
| ソフトウェア開発販売事業 | 1 |
| その他事業 | 0 |
| 全社（共通） | 45 |
| 合計 | 401 |
平均年齢: 38.2歳
平均勤続年数: 8.9年
平均年間給与: 4,115千円
関連企業
当社グループを構成する関連企業には以下が含まれます：
- 株式会社アイ・エス・ピー（ソフトウェア開発販売）
- 株式会社アースプラン（試験総合サービス事業）
- 株式会社クリエイト（試験総合サービス事業）
- 株式会社沖縄設計センター（試験総合サービス事業）
- 株式会社アドバンスドナレッジ研究所（ソフトウェア開発販売）
- C.E.LAB INTERNATIONAL CO., LTD（ベトナムの現地法人、試験総合サービス事業）
- 株式会社環境と開発（試験総合サービス事業）
業績
| 年度 | 第35期 | 第36期 | 第37期 | 第38期 | 第39期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高（千円） | 6,066,262 | 6,207,980 | 7,341,284 | 6,998,770 | 7,326,633 |
| 経常利益（千円） | 525,031 | 410,355 | 590,586 | 563,038 | 488,364 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（千円） | 305,686 | 293,044 | 213,303 | 349,821 | 190,059 |
| 包括利益（千円） | 314,106 | 272,237 | 230,120 | 364,296 | 221,394 |
| 純資産額（千円） | 4,211,335 | 4,400,208 | 4,358,022 | 4,573,096 | 4,631,108 |
| 1株当たり純資産額（円） | 291.72 | 301.68 | 306.62 | 321.82 | 326.03 |
| 1株当たり当期純利益（円） | 21.17 | 20.19 | 14.88 | 24.62 | 13.38 |
| 自己資本比率（％） | 75.6 | 72.3 | 63.0 | 65.2 | 67.5 |
各指標の増減について
- 売上高は前年と比べ4.7%の増加ですが、経常利益は13.3%減少。
- 親会社株主に帰属する当期純利益は45.7%減少しましたが、これは連結子会社ののれんを一括償却したことによる一過性の要因です。
- 自己資本比率は増加し、会社の財務健全性が強化されています。
リスクについて
- 公共事業動向：公共事業への依存度が高いため、公共投資の動向が業績に大きく影響。
- 災害等：試験センターや主要設備に対する災害リスク。
- 人材確保：技術力の根源である人材の確保が課題。
- 燃料費、原材料の高騰：上昇するコストが適正価格での受注に影響。
まとめ
当社の業績は安定しているものの、コスト高騰や雇用の逼迫などの課題があります。財務面では健全性が増しており、中長期的には良好な成長が期待されます。
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