企業名	株式会社バイク王＆カンパニー
URL	https://www.8190.co.jp/
業種	卸売業
決算日	11月30日
資本金（百万円）	590.0
所在地	世田谷区若林三丁目15番4号

企業概要

企業概要

当社グループは、2023年11月30日現在、当社および関係会社8社で構成されており、バイク買取販売、海外取引、パーツ販売などの事業を展開しています。

各事業の内容と状況

バイク事業

1. バイク買取販売
バイク買取:
当社はWEB・テレビ・ラジオ・雑誌等の広告宣伝活動を通じて中古バイクの査定・買取を行っています。無料出張買取を主な形式としており、全国統一基準に基づく査定価格を提供しています。

バイク販売:
仕入れたバイクは整備のうえ、以下の二つのチャネルで販売しています。
ホールセール:
業者向けオークションを通じて卸売を行うことでキャッシュフローを効率化。
リテール:
店舗およびWEBを通じて一般顧客に販売。

出店形態:
当社店舗の敷地・建物は賃借で運営されています。

2. 海外取引
海外マーケットへの販路拡大を図り、バイク輸出販売も実施しています。

3. パーツ販売
市場に流通する前の整備時に発生するパーツを業者向けオークションやWEB、店舗で販売しています。

4. その他
フランチャイズ契約や業務提携を通じて、新たなビジネスモデルを開発しています。

従業員について

従業員状況

従業員数(人)	平均年齢(歳)	平均勤続年数(年)	平均年間給与(千円)
1035	34.2	7.8	4114

管理職に占める女性労働者の割合: 5.2%
男性労働者の育児休業取得率: 84.6%
労働者の男女の賃金差異:
– 全労働者: 69.5%
– 正規雇用労働者: 76.8%
– パート・有期労働者: 94.1%

関連企業

主要な関係会社一覧

名称	住所	資本金 (百万円)	主要な事業の内容	議決権の所有割合(％)	関係内容
株式会社ジャパンバイクオークション	神奈川県横浜市 鶴見区	212	バイク事業	30.0	オークション取引

業績

2023年の業績

指標	2023年 (千円)	前期比 (%)
売上高	33,068,034	-1.2%
営業損失	166,081	NA
経常利益	150,387	-93.3%
当期純損失	110,760	NA

各指標の増減について

売上高の減少
主に広告宣伝戦略が期待する効果を発揮しなかったため。
中古四輪車業界への不信感が二輪車業界にも波及。

営業損失発生
臨時的な特別損失や店舗の減損処理などが影響。

経常利益の大幅減少
前年度に発生した臨時的な受取配当金が当年度は発生しなかったため。

当期純損失
不採算店舗の減損処理や子会社の吸収合併による評価減・引当金計上の影響。

リスクについて

企業特有のリスク

• バイク市場の変動
  国内新車販売台数の減少やメーカーの経営悪化など。
• 広告宣伝活動の効果減少
  査定・買取の需要喚起が低下した場合、仕入台数減少。
• ブランド価値の維持
  ブランド価値が毀損する場合、信用低下が業績に影響。
• リテール拡大の課題
  整備不良などによる法的リスク、在庫保有期間の増加。
• 情報セキュリティおよびシステムリスク
  システム障害や情報漏洩のリスク。
• 人財の育成および確保
  適切な人材育成・配置ができない場合の影響。
• 法的規制の遵守
  景品表示法や特定商取引法に関連する規制。
• 新型コロナウイルスなどの感染症
  業務停止や業績への影響。

まとめ

当社はバイク市場の変動や広告宣伝活動の効果低下など、複数のリスクに直面していますが、高市場価値車輌の保有台数増加と中古流通台数不足による堅調な需要が続いています。2023年度は売上高が減少し、営業損失や純損失を計上する結果となりました。主力事業の立て直しと新たなサービス展開を通じて収益力の回復を図ることが期待されます。現状は不調ですが、戦略の改善次第で将来の成長が見込まれます。

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