| 企業名 | 株式会社サーラコーポレーション |
|---|---|
| URL | https://www.sala.jp/ja/index.html |
| 業種 | 小売業 |
| 決算日 | 11月30日 |
| 資本金（百万円） | 8025.0 |
| 所在地 | 豊橋市駅前大通一丁目５５番地サーラタワー |
企業概要
企業概要
サーラグループは、エネルギー＆ソリューションズ事業、エンジニアリング＆メンテナンス事業、ハウジング事業、カーライフサポート事業、アニマルヘルスケア事業、プロパティ事業を主要とし、多岐にわたる事業を展開しています。
各事業の内容と状況
エネルギー＆ソリューションズ事業
都市ガス、LPガス、石油製品、電力供給などを行っています。今期は原料費調整制度を利用し売上が増加したものの、原材料高騰とガス販売量の減少で利益は減少しました。
エンジニアリング＆メンテナンス事業
土木や建築工事のほか、設備メンテナンスを手掛けています。完成工事の増加と工程管理の徹底によって売上・営業利益ともに前年を上回りました。
ハウジング事業
注文住宅や分譲住宅の販売を行っていますが、販売棟数の減少により売上・営業利益は減少しました。
カーライフサポート事業
輸入自動車の販売および整備を行っています。半導体不足の影響緩和で新車販売台数が増加したが、新規出店コスト増加で営業利益は大幅減少しました。
アニマルヘルスケア事業
動物用医薬品・飼料の販売を行っており、飼料価格高騰や市場の成熟化影響で売上・営業利益は減少しました。
プロパティ事業
不動産賃貸や売買を行い、不動産売却とコスト管理の徹底により売上・営業利益ともに増加しました。
従業員について
従業員数や平均年齢、平均給与などの情報を以下にまとめます。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 従業員数（グループ全体） | 3,932人 |
| 平均年齢（提出会社） | 41歳5ヵ月 |
| 平均勤続年数 | 15年8ヵ月 |
| 平均年間給与 | 6,521,778円 |
関連企業
グループ会社や関連企業の情報は以下のとおりです。
| 会社名 | 主要事業 | 所有割合 |
|---|---|---|
| サーラエナジー㈱ | エネルギー＆ソリューションズ事業 | 100％ |
| サーラ住宅㈱ | ハウジング事業 | 100％ |
| サーラカーズジャパン㈱ | カーライフサポート事業 | 100％ |
| その他連結子会社42社、関連会社15社 | 各事業をサポート |
業績
各期の業績を以下の表にまとめます。
| 期 | 売上高 (百万円) | 経常利益 (百万円) | 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 包括利益 (百万円) | 純資産額 (百万円) | 総資産額 (百万円) | 自己資本比率 (%) | １株当たり当期純利益 (円) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第18期 | 213,810 | 7,809 | 4,883 | 5,158 | 59,667 | 195,117 | 29.99 | 78.94 |
| 第19期 | 211,702 | 7,357 | 3,493 | 2,914 | 61,708 | 188,011 | 32.14 | 55.86 |
| 第20期 | 227,935 | 8,312 | 5,262 | 5,844 | 66,699 | 187,481 | 34.90 | 83.13 |
| 第21期 | 234,848 | 8,601 | 5,682 | 7,545 | 73,355 | 188,417 | 38.22 | 89.12 |
| 第22期 | 242,059 | 7,870 | 6,099 | 7,052 | 78,645 | 189,267 | 40.78 | 95.46 |
各指標の増減について
今期の売上高は237,703百万円で過去最高を記録しましたが、原材料費の上昇とガス販売量の減少により、利益面での減少が見られました。ただし、親会社株主に帰属する当期純利益は増加しました。
リスクについて
企業の主要なリスク要因として以下の点が挙げられます。
- マクロ経済リスク: 景気動向や個人消費の変化による需要減少。
- 資材価格リスク: 為替変動や資材価格の上昇。
- 競合リスク: 市場の競争激化や新規参入。
- 自然災害リスク: 自然災害による事業継続の支障。
- 法的規制リスク: 各種法規制への対応。
まとめ
サーラグループは多岐にわたる事業を展開し、地域に根差した事業活動を行っています。顕著な売上増加が見られる一方で、原材料の価格高騰やガス販売量の減少により課題も存在します。ただし、全体としては堅実な経営を続けており、今後の成長が期待されます。全体として現状は【好調】と評価しますが、エネルギー価格の変動など、注視すべきリスク要因も存在します。
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