2024-01-26有価証券報告書 株式会社POPER

企業名 株式会社POPER
URL https://poper.co/
業種 情報・通信業
決算日 10月31日
資本金(百万円) 274.0
所在地 中央区日本橋茅場町一丁目13番21号





有価証券報告書の解説


企業概要

当社は、教育事業者向けのSaaS型業務管理プラットフォーム「Comiru」を提供しています。このサービスはバックオフィス業務の効率化を目的としており、学習塾などの教育事業者が業務をデジタル化(DX)し、教育の質を向上させることを目標としています。

各事業の内容と状況

SaaS型業務管理プラットフォーム「Comiru」

「Comiru」は、バックオフィス業務の効率化や保護者とのコミュニケーションを強化するために開発されたプラットフォームです。

オンライン授業・自宅学習支援サービス「ComiruAir」

「ComiruAir」は、オンライン授業と自宅学習をサポートするサービスです。個別対応やレッスン通知、オンライン面談などの機能を提供しています。

講師等の労務管理・コミュニケーションサービス「ComiruHR」

「ComiruHR」は、講師のシフト調整や給与労務の集計を効率的に行うサービスです。教育事業者等特有の勤務体系に対応しています。

従業員について

従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
65 33.3 2.9 5136

関連企業

該当事項はありません。

業績

項目 2021年10月期 2022年10月期 2023年10月期 前期比
有料契約企業数(社) 944 1118 1326 18.6%
課金生徒ID数(千ID) 219 330 340 3.0%
ARPU(円) 44821 52886 49937 -5.6%
ARR(千円) 507736 709519 794601 12.0%
顧客の解約率(%) 0.5 0.5 0.4 -0.1%

各指標の増減について

有料契約企業数と課金生徒ID数は順調に増加しましたが、ARPU(利用生徒1人あたりの収益)は若干の減少を示しました。これには、大手学習塾の解約や新規の大手学習塾の課金開始時期が遅れたことが原因とされています。しかし、顧客の解約率がわずかに低下し、ARR(年間定額収益)は大幅に増加したことから、全体としては良好な業績を達成しました。

リスクについて

教育業界の競争激化や少子化、技術革新への対応などが主なリスクと考えられます。また、新規ユーザー企業の獲得や既存ユーザーの維持、システム障害やカントリーリスクなども留意すべき点となっています。

まとめ

当社は教育事業者向けのSaaSプラットフォームを提供することで業績を伸ばしてきました。顧客数や課金ID数も増加し、ARR(年間定額収益)も順調に伸びています。しかしながら、技術革新や競争激化など、業界特有のリスクにも注意が必要です。全体として、今後も慎重に事業を展開していく必要がありますが、現時点では好調な状態と言えます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。