2023-12-26有価証券報告書 株式会社ETSホールディングス

企業名 株式会社ETSホールディングス
URL https://ets-holdings.co.jp/
業種 建設業
決算日 9月30日
資本金(百万円) 989.0
所在地 豊島区南池袋一丁目10番13号






有価証券報告書の分析と解説


企業概要

当社グループは当社及び連結子会社5社により構成されており、主に送電線工事および電気設備工事を行う電気工事業と、ビル清掃、マンション管理、建物設備メンテナンスおよび管理業務受託を行う建物管理・清掃業を展開しています。

各事業の内容と状況

セグメントの名称 区分 内容 当社及び関係会社
電気工事業 送電事業 架空送電線建設工事、地中送電線建設工事、変電所工事、土木工事等の測量設計、送電線建設工事用機械工具の開発及び製造販売、海外工事(送電線建設工事) 当社, 株式会社岩井工業所, 中央電氣建設株式会社, 株式会社電友社
電気工事業 設備事業 電気設備工事設計施工、計装設備工事設計施工、情報通信設備工事設計施工、防災防犯設備工事設計施工、太陽光発電所工事、特別高圧変電所工事、情報通信工事 当社
建物管理・清掃業 マンション管理事業, 建物設備メンテナンス管理業務受託事業, ビル清掃・管理事業 マンション管理、建物設備メンテナンス及び管理業務受託、ビル清掃、有人警備、機械警備、内装工事設計施工、産業廃棄物処理業 株式会社東京管理, ユウキ産業株式会社

従業員について

セグメントの名称 従業員数(名)
電気工事業 176
電気工事業 (臨時従業員) (15)
建物管理・清掃業 37
建物管理・清掃業 (臨時従業員) (78)
全社 (共通) 部門 33
全社 (共通) 部門 (臨時従業員) (-)
合計 246
合計 (臨時従業員) (93)
従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
146 37.5 8.1 5240
(臨時従業員) 37.5 8.1 5240

関連企業

名称 住所 資本金 (千円) 主要な事業の内容 議決権の所有(被所有)割合 関係内容
アムス・インターナショナル株式会社 東京都豊島区 100,000 サブリース事業・土地建物の売買及び仲介等 42.3% 社宅の賃借
株式会社東京管理 東京都豊島区 30,000 建物管理・清掃業 100.0% 清掃の委託役員の兼任
株式会社岩井工業所 岡山県岡山市南区 40,000 電気工事業 100.0% 機材の貸与役員の兼任
ユウキ産業株式会社 大阪府大阪市住吉区 10,000 建物管理・清掃業 100.0% 管工事の委託役員の兼任
中央電氣建設株式会社 徳島県三好市 20,000 電気工事業 100.0% 役員の兼任
株式会社電友社 徳島県徳島市 20,000 電気工事業 100.0% 役員の兼任

業績

セグメントの名称 受注高 (千円) 前年同期比 (%)
電気工事業 11,479,291 144.3
合計 11,479,291 144.3
セグメントの名称 売上高 (千円) 前年同期比 (%)
電気工事業 6,952,520 122.8
建物管理・清掃業 1,092,871 110.2
その他 28,823 80.2
合計 8,074,215 120.72

各指標の増減について

電気工事業における受注高は89億4千8百万円(前連結会計年度比223.1%増)となり、売上高は43億2千6百万円(前連結会計年度比43.1%増)でありました。設備事業においては、特別高圧変電所工事の受注に注力した結果、受注高は25億3千万円(前連結会計年度比31.2%増)となりました。これらにより、電気工事業の当連結会計年度の受注高は114億7千9百万円(前連結会計年度比144.3%増)となりました。

売上高の増加は主に、電気工事業において受注済みの大型工事が順調に進捗したことによるものです。

リスクについて

当社グループは以下のリスクに直面しています:

  • 受注価格の低下リスク: 競争が激化した場合、受注価格の低下が業績に影響を与える可能性があります。
  • 取引先依存リスク: 東北電力ネットワーク株式会社への依存度が高いです。
  • 経済状況への依存リスク: 建設市場規模の変動や資材価格、労務費の高騰が業績に影響を与える可能性があります。
  • 反社会的勢力リスク: 反社会的勢力との取引は社会的信用の失墜を招くリスクがあります。
  • 大規模災害リスク: 災害発生時には工事の中断・遅延のリスクがあります。
  • 新株予約権行使による希薄化リスク: 新株予約権行使による株式価値の希薄化リスクがあります。
  • 感染症流行リスク: 新型コロナウイルス等の感染症の流行による影響があります。

まとめ

当社グループは、電気工事業および建物管理・清掃業を中心に堅調な業績を上げています。受注高および売上高の増加が見られ、特に電気工事業においては大きな成長を遂げています。しかし、特定の取引先への依存や競争の激化、それに加えて資材価格や労務費の高騰といったリスク要因も存在します。総じて、現在の業績は好調である一方、これらのリスクに対する対応策が求められます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。