2023-12-26有価証券報告書 株式会社ウェッジホールディングス

企業名 株式会社ウェッジホールディングス
URL https://www.wedge-hd.com/
業種 その他金融業
決算日 9月30日
資本金(百万円) 4007.0
所在地 中央区日本橋本町一丁目9番4号 Daiwa日本橋本町ビル






有価証券報告書解説


企業概要

当社グループ(株式会社ウェッジホールディングス)は、主にコンテンツ事業を中心に業務を展開しており、子会社4社、関連会社12社及び親会社1社で構成されています。

各事業の内容と状況

コンテンツ事業

映像、音楽、アニメ、雑誌、書籍などのコンテンツを企画・制作・販売しています。日本国内外において事業を展開し、特にベトナムやインドネシアでの売上が増加しています。

Digital Finance事業

主にオートバイリースや資産担保金融を行う事業です。カンボジア、ラオス、ミャンマー、スリランカで展開しています。現在は持分法適用関連会社として機能しています。

リゾート事業

タイ王国ピピ島にあるリゾートホテル「Zeavola Resort」を経営しています。高級な環境に配慮したホテルで、多くの世界的な賞を受賞しています。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(人) 従業員数(臨時従業員)
コンテンツ事業 56 (16)
全社(共通) 4 (2)
合計 60 (18)

関連企業


名称 住所 資本金 主要な事業の内容 議決権の所有割合 関係内容
樹想新社株式会社 東京都江東区 10,000千円 コンテンツ事業 100.00% 役員の兼任あり
Engine Holdings Asia PTE.LTD. シンガポール共和国 58,693千SGD 関係会社株式の取得・保有 100.00% 資金の貸付、役員の兼任あり

業績

2023年 前年同期比(%)
売上高 7億65百万円 12.2%
営業利益 36百万円 -57.1%
経常損失 4億86百万円 -405.35%
親会社株主に帰属する当期純損失 5億13百万円 -1032.73%

各指標の増減について

売上高はコンテンツ事業の好調により増加しましたが、営業利益は訴訟費用等の負担増加により減少しました。
経常利益の減少は、持分法関連会社の業績とそれに伴う大幅な減損処理によるものです。

リスクについて

当社グループのリスクとして以下の点が挙げられます。

  • 海外展開におけるカントリーリスク(政治的不安定、為替リスク)
  • Digital Finance事業における貸倒リスクおよび政治経済リスク
  • リゾート事業における稼働率の変動リスク
  • システムおよび個人情報保護に関するリスク
  • 親会社からの経営支配リスク

まとめ

当社グループの業績は、コンテンツ事業が堅調に推移している一方で、Digital Finance事業およびリゾート事業におけるリスクが見受けられます。今後の業績見通しにおいては、経済や市場環境の変化に柔軟に対応しつつ、収益基盤の強化を図る必要があります。

現在の状況を鑑みると、コンテンツ事業を中心に好調である一方、Digital Finance事業に関しては注意が必要です。総じて、当社の業績は堅調に見えるものの、リスク要因を適切に管理することが今後の成長にとって重要です。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。