| 企業名 | 株式会社タカトリ |
|---|---|
| URL | http://www.takatori-g.co.jp/ |
| 業種 | 機械 |
| 決算日 | 9月30日 |
| 資本金（百万円） | 963.0 |
| 所在地 | 橿原市新堂町３１３番地の１ |
企業概要
当社グループは、当社及び連結子会社１社（高鳥(常熟)精密機械有限公司）で構成されており、電子機器及び繊維機器、医療機器の開発、製造、販売を主たる業務としております。大きく分けて電子機器事業、繊維機器事業、医療機器事業の三つのセグメントで事業を展開しており、それぞれの製品に関する詳細や事業内容について説明を進めます。
各事業の内容と状況
当社の事業内容及び現状は次の通りです。
- 電子機器事業: 当社グループが製造販売する新素材加工機器、半導体製造機器、ディスプレイ製造機器が含まれます。堅調な成長を続けており、特に新素材加工機器では、パワー半導体市場の需要の増加が見込まれます。
- 繊維機器事業: 主に自動裁断機を製造販売していますが、市場環境の厳しさから売上は横ばいです。
- 医療機器事業: 難治性胸腹水の外来治療を可能にするモバイル型胸腹水濾過濃縮処理装置を製造販売しています。この事業は最近著しい成長を見せています。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数（名） | 従業員数（名） |
|---|---|---|
| 電子機器事業 | 133 | （72） |
| 繊維機器事業 | 6 | （2） |
| 医療機器事業 | 14 | （4） |
| 全社（共通） | 45 | （41） |
| 合計 | 198 | （119） |
平均年齢: 43歳2ヶ月
平均勤続年数: 16年7ヶ月
平均年間給与: 7,013,422円
関連企業
| 名称 | 住所 | 資本金 | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合 | 関係内容 |
|---|---|---|---|---|---|
| 高鳥（常熟） 精密機械有限公司 | 中国 江蘇省 常熟市 | 200百万円 (1,800千 米ドル) | 電子機器事業 | 100.0％ | ・電子部品製造装置の製造、販売 |
業績
| 回次 | 決算年月 | 売上高 (千円) | 経常利益 (千円) | 親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) | 包括利益 (千円) | 純資産額 (千円) | 総資産額 (千円) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第63期 | 2019年9月 | 5,324,119 | 59,184 | 100,644 | 80,484 | 5,341,722 | 8,480,511 |
| 第64期 | 2020年9月 | 4,857,598 | -19,574 | -127,697 | -102,933 | 5,168,335 | 8,533,136 |
| 第65期 | 2021年9月 | 6,528,778 | 490,541 | 377,725 | 393,985 | 5,507,662 | 10,950,616 |
| 第66期 | 2022年9月 | 10,223,476 | 1,462,290 | 1,028,337 | 1,022,403 | 6,406,934 | 12,664,147 |
| 第67期 | 2023年9月 | 16,367,981 | 2,599,568 | 1,907,885 | 1,939,848 | 8,182,587 | 18,041,991 |
各指標の増減について
第67期の売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益及び包括利益は前期比でそれぞれ60.1%増、77.8%増、85.5%増、89.8%増と大幅に増加しています。これは主に電子機器事業の受注・売上が順調に推移したこと、製造コストの低減及び諸経費の圧縮に努めたことが理由です。
リスクについて
企業には特有のリスクがあります。例えば、部材調達による価格高騰や供給不足、市場変動による影響、事業戦略による影響などです。当社グループでは、安定的な調達のために複数供給者からの購入体制をとる等の対応に努めていますが、予期せぬ外部要因が企業業績に影響を与える可能性があります。
まとめ
当社の業績は全般的に好調であり、特に電子機器事業の成長が目立ちます。繊維機器事業が横ばいである一方、医療機器事業は著しい成長を示しています。各リスクに対して適切に対処することで、持続的な成長が期待されます。アナリストとしては、現在の業績と今後の見通しから見て、当社の現状は非常に好調であると評価します。
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