企業名 | KLASS株式会社 |
---|---|
URL | https://www.klass-corp.co.jp/ |
業種 | 機械 |
決算日 | 9月30日 |
資本金(百万円) | 631.0 |
所在地 | たつの市龍野町日飼190番地 |
企業概要
当社グループは、主要な4つの事業セグメントであるプロフェッショナル、コンシューマ、インダストリー、ニュー・インダストリーを中心に事業を展開しています。これらのセグメントは、それぞれが特定の市場とニーズに応じて製品やサービスを提供しており、グローバルな視点で持続可能な成長を目指しています。
各事業の内容と状況
当社の各事業の現状と見通しについて説明します。
プロフェッショナルセグメント
インテリア事業部門と畳事業部門で構成されており、売上高の約72.2%を占めています。インテリア事業部門は、自動壁紙糊付機等の施工機器や材料、ラミネートマシン等の商品を提供しており、畳事業部門は、畳製造機や関連する工具・資材の販売を行っています。
コンシューマセグメント
BtoCビジネスとして葬祭用畳、フィットネス用床材、住宅リフォーム工事、ソーラー発電システム等を提供しています。売上高の7.4%を占めています。
インダストリーセグメント
二次電池製造装置、食品ディスペンサー等を中心に事業を展開しており、売上高の14.8%を占めています。
ニュー・インダストリーセグメント
ウォータージェット技術やロボット技術を活かした自動化システムの開発・販売を行う株式会社ROSECCが中心で、売上高の5.6%を占めています。
従業員について
セグメント名 | 従業員数 | 臨時雇用者数 |
---|---|---|
プロフェッショナル | 145人 | 9人 |
コンシューマ | 19人 | 2人 |
インダストリー | 19人 | 1人 |
ニュー・インダストリー | 9人 | 1人 |
平均年齢: 43.4歳、平均勤続年数: 18.3年、平均年間給与: 5,288,546円
関連企業
主要な関連企業として、株式会社ROSECCがあり、FAシステムの企画、設計、製作および販売を行っています。
業績
指標 | 第73期 | 第74期 | 第75期 | 前期比 (%) |
---|---|---|---|---|
売上高 (千円) | 9,169,425 | 9,660,071 | 9,888,009 | 2.4% |
経常利益 (千円) | 273,578 | 194,796 | 283,732 | 45.7% |
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) | 189,534 | 143,422 | 102,307 | -28.7% |
包括利益 (千円) | 234,967 | 120,942 | 127,838 | 5.7% |
純資産額 (千円) | 2,780,993 | 2,841,288 | 2,915,188 | 2.6% |
総資産額 (千円) | 8,625,240 | 10,430,851 | 10,575,752 | 1.4% |
各指標の増減について
売上高は前年比で2.4%増加し、9,888百万円を記録しました。経常利益は45.7%増加の283百万円で、主にインダストリーセグメントの好調が全社を牽引しました。しかし、親会社株主に帰属する当期純利益は28.7%減少し102百万円となり、一部の事業セグメントの不調や経費増加が影響しました。
リスクについて
以下は、当社が認識している重要なリスク要因です。
- 原材料価格の高騰および納期長期化
- 国内需要の減退、特に新設住宅着工戸数の減少
- 新型コロナウイルス感染症の再拡大
- 競合他社の技術進歩および市場シェアの奪取
まとめ
当社は、インデペンデントな事業戦略により、競合他社との差別化を図りつつ、各事業セグメントの相乗効果を活かして全体的な成長を目指しています。コロナ禍からの回復基調が継続する一方で、原材料価格の高騰や需要減退などのリスク要因にも注意を払う必要があります。現状維持と持続的な成長を両立させるための戦略が今後の鍵となるでしょう。
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