2023-12-22有価証券報告書 Green Earth Institute株式会社

企業名 Green Earth Institute株式会社
URL https://gei.co.jp/ja/
業種 サービス業
決算日 9月30日
資本金(百万円) 1582.0
所在地 新宿区新宿三丁目5番6号






有価証券報告書解説


企業概要

この企業は、コリネ型細菌を活用した高効率な発酵技術をコアとする技術開発型ベンチャーです。石油を使用せずに、バイオマスから化学品を作る「バイオエコノミー」と資源の循環により持続可能な社会を作る「サーキュラーエコノミー」の実現を目指しています。

各事業の内容と状況

企業は研究開発事業とライセンス・製品販売事業を主軸とし、4つの段階(Stage0からStage3)で技術開発を進めています。現在は、研究開発段階(Stage2)と商用化段階(Stage3)の両方で活動を展開し、研究開発収入やライセンス収入を得ています。

従業員について

項目 データ
従業員数 43名
平均年齢 47.0歳
平均勤続年数 3.9年
平均年間給与 7,019千円

関連企業

該当事項はありません。

業績

項目 2021年 2022年 2023年
売上高(億円) 5.0 5.8 8.9 (+53.4%)
パイプライン総数(Stage2) 21 19 14 (-26.3%)
パイプライン総数(Stage3) 14 13 2 (-84.6%)
パイプライン総数(合計) 35 32 16 (-50%)

各指標の増減について

売上高の大幅な増加(+53.4%)の要因は、バイオファウンドリ事業のプロジェクト進展と、大手企業との新たな契約締結が主要な要因です。一方、パイプライン総数の減少は、Stage2からStage3への遷移および一部プロジェクトの終了が原因です。

リスクについて

企業は、商用化段階におけるリスクや市場展開の遅延、投資の先行費用が回収できないリスクなどがあります。また、特許権に依存しているため、技術的優位性を失うリスクにも注意が必要です。

まとめ

総括として、企業はバイオリファイナリープラントの技術開発を積極的に行い、売上高の大幅な増加を示す一方で、パイプラインの減少があり、一部リスクに対する注意が必要です。現状と見通しを総合的に評価すると、技術と市場の成長可能性を持ちながらも、慎重な投資判断が求められる企業と言えます。


AI判定による類似企業・競合TOP10

No.1 株式会社エンバイオ・ホールディングス
No.2 ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社
No.3 キッズウェル・バイオ株式会社
No.4 神戸天然物化学株式会社
No.5 ダイトーケミックス株式会社
No.6 群栄化学工業株式会社
No.7 日本カーバイド工業株式会社
No.8 東洋紡株式会社
No.9 北日本紡績株式会社
No.10 倉敷紡績株式会社

※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。