企業名 | 株式会社アサカ理研 |
---|---|
URL | https://www.asaka.co.jp/ |
業種 | 非鉄金属 |
決算日 | 9月30日 |
資本金(百万円) | 504.0 |
所在地 | 郡山市田村町金屋字マセ口47番地 |
企業概要
各事業の内容と状況
当社グループは、株式会社アサカ理研を中心に、アサカ弘運株式会社、株式会社ASAKA SOLARを含むグループ企業で運営されています。
主要な事業としては、貴金属事業、環境事業、システム事業があります。
貴金属事業
プリント基板メーカーやコネクターメーカーから、廃棄される基板屑や不良品などから金、銀、白金、パラジウムなどの貴金属を回収し、精製・販売する事業です。
独自技術「ハイエクト装置」による精製が特徴です。
環境事業
プリント基板メーカーから使用済塩化第二鉄廃液を回収し、新液として再生、銅を回収・販売する事業です。
再生された塩化第二鉄液は、下水処理や廃水処理などにも利用されます。
システム事業
ISO9000・TS16949向けの計測データ処理システムの開発・販売を行う事業です。製造現場の自動化や省力化を支援するシステムを提供しています。
従業員について
セグメント | 従業員数(人) | 主な情報 |
---|---|---|
貴金属事業 | 70人(18人) | |
環境事業 | 15人 | |
システム事業 | 4人 | |
その他 | 13人 | |
全社(共通) | 79人(11人) |
全社の平均年齢は41.4才、平均勤続年数は12.7年、平均年間給与は5,467,643円です。
関連企業
名称 | 主要な事業 | 住所 | 議決権の所有割合(%) |
---|---|---|---|
アサカ弘運株式会社 | 運搬業務 | 福島県郡山市 | 100 |
株式会社ASAKA SOLAR | 貴金属 | 福島県郡山市 | 51 |
業績
項目 | 前期比 | 当期 |
---|---|---|
売上高 | -3.6% | 8,285,656千円 |
経常利益 | -50.3% | 386,017千円 |
親会社株主に帰属する当期純利益 | -50.6% | 307,327千円 |
包括利益 | -43.8% | 329,777千円 |
各指標の増減について
各指標の増減は、以下の要因によるものです:
- 売上高減少: 半導体製品の需要減少に伴う取引先の生産減少。
- 経常利益減少: 電気料や薬品費の高騰、新社屋竣工による減価償却費の増加。
- 当期純利益減少: 取り扱い数量減少と経費増加による影響。
リスクについて
当社のリスクとしては、主に以下の点があります:
- 事業環境の変動:電子部品・デバイス業界の需給変動に大きく影響される。
- 金属相場の変動:金属相場の変動リスクを先渡取引で軽減。
- 法規制:環境規制や労働法規に対する遵守が求められる。
- 自然災害のリスク:生産拠点が福島県郡山市に集中しているため、自然災害の影響を受けやすい。
まとめ
当期の業績は、半導体製品の需要減少や経費の増加により減収減益となりましたが、新たな事業であるリチウムイオン電池の再生事業に注力し、独自技術の開発に成功するなど、将来に対する取り組みも進んでいます。来期以降の成長に期待されるものの、電子部品・デバイス業界や金属相場の変動リスクに対する継続的な対策が求められます。
全体として、経営者は事業基盤の強化と新規事業の確立を進めており、来期の業績においても挑戦と機会が見込まれます。
AI判定による類似企業・競合TOP10
No.1 | アルコニックス株式会社 |
No.2 | AREホールディングス株式会社 |
No.3 | アサヒホールディングス株式会社 |
No.4 | 東邦亜鉛株式会社 |
No.5 | 日本高純度化学株式会社 |
No.6 | 新報国マテリアル株式会社 |
No.7 | ラサ商事株式会社 |
No.8 | アオイ電子株式会社 |
No.9 | カネソウ株式会社 |
No.10 | 大平洋金属株式会社 |
※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。