2023-12-21有価証券報告書 株式会社オープンハウスグループ

企業概要

本企業は、新築一戸建住宅の売買仲介をメインとする企業グループであり、都心部でリーズナブルな価格の住宅提供を目指しています。事業セグメントには、新築一戸建て関連事業、マンション事業、収益不動産事業、その他の事業、および株式会社プレサンスコーポレーションの事業があります。

各事業の内容と状況

戸建関連事業

顧客のニーズを反映した住まいの提供を目的とし、仲介、戸建分譲、建築請負まで行う自社完結型のビジネスモデルを構築しています。

マンション事業

主に東京都心部で新築マンションの開発・分譲を行い、現場ごとのモデルルームとコスト管理を徹底しています。

収益不動産事業

首都圏の賃貸マンションやオフィスビルを取得・運用し、価値を高めた後に販売しています。

その他の事業

アメリカ不動産に関するコンサルティングや不動産管理、住宅ローン事業など多岐にわたるビジネスを展開しています。

プレサンスコーポレーション

単身者向けのワンルームマンションやファミリーマンションの企画開発・販売を行い、管理業務も実施しています。

従業員について

その他の情報

平均年齢: 33.5歳
平均勤続年数: 3.9年
平均年間給与: 731万6752円

関連企業

主要関連企業は以下の通りです。

• 株式会社オープンハウス
• 株式会社オープンハウス・ディベロップメント
• 株式会社オープンハウス・リアルエステート
• プレサンスコーポレーション
• その他　合計40社の子会社

業績

当期の各数値

各指標の増減について

総じて、売上高および利益は前期比で2桁増となり、経営成績は非常に好調でした。

• 売上高は、戸建関連事業およびマンション事業の需要増に伴い大幅な増収となりました。
• 経常利益の増加は、収益不動産事業やその他の事業も押し上げ要因となりました。
• 総資産の増加は主に現金及び預金の増加によるものです。

リスクについて

• 景気動向、金利水準、地価の変動が業績に影響を与える可能性。
• 首都圏を中心とした営業エリアにおける競争激化のリスク。
• 新型コロナウイルス感染症等、未曾有の感染症による影響。
• 資材価格や人件費の高騰に伴うコスト上昇リスク。

まとめ

当社グループの業績は全体として好調で、特に戸建関連事業とマンション事業が大きく寄与しています。一方で、景気動向や金利、地価の変動、そして資材価格・人件費の高騰といったリスクにも注意が必要です。これらを踏まえ、今後も継続的な成長を期待できると言えます。