| 企業名 | 東北化学薬品株式会社 |
|---|---|
| URL | https://t-kagaku.co.jp/ |
| 業種 | 卸売業 |
| 決算日 | 9月30日 |
| 資本金（百万円） | 820.0 |
| 所在地 | 弘前市大字神田一丁目３番地の１ |
企業概要
東北化学薬品株式会社及び連結子会社は、化学工業薬品、臨床検査試薬、食品、農薬及びその関連機器の販売を中心に事業を展開しています。さらに保守サービス等の附帯サービスも提供しています。
各事業の内容と状況
当社とその連結子会社の各事業は以下の通りです：
| セグメントの名称 | 主要品目 | 主要会社 |
|---|---|---|
| 化学工業薬品 | ソーダ工業薬品、有機薬品、無機薬品、半導体薬品、合成樹脂機能薬品、防疫用殺虫剤等 | 当社、あすなろ理研㈱ |
| 化学工業薬品関連機器 | 分析機器、教育機器、計測機器、公害防止機器、工作機器等 | 当社 |
| 臨床検査試薬 | 一般検査用試薬、血液学的検査用試薬、生化学的検査用試薬、内分泌学的検査用試薬、免疫血清学的検査用試薬、細菌学的検査用試薬等 | 当社、㈱日栄東海 |
| 臨床検査試薬関連機器 | 医療機器、検体検査機器、医療用消耗品、専用消耗品、検査消耗品、医療用衛生材料等 | 当社、㈱日栄東海 |
| 食品 | 食品添加物、食品原材料、食品加工機器等 | 当社、㈱日栄東海 |
| 農薬・同関連機器 | 農薬、土壌改良資材、種苗、園芸資材、肥料、農産物、花卉等 | 当社、あすなろ理研㈱ |
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数(名) |
|---|---|
| 化学工業薬品 | 74 |
| 臨床検査試薬 | 73 |
| 食品 | 15 |
| その他 | 6 |
| 全社(共通) | 153 |
| 合計 | 321 |
| 従業員数(名) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
|---|---|---|---|
| 244 | 45.4 | 17.1 | 4869 |
関連企業
| 名称 | 住所 | 資本金 | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合(%) | 関係内容 |
|---|---|---|---|---|---|
| あすなろ理研㈱ | 青森県平川市 | 4,000万 | 化学工業薬品の販売 | 100% | 当社へ化学工業薬品を販売。役員兼任(3名) |
| ㈱日栄東海 | 東京都練馬区 | 9,500万 | 臨床検査試薬、食品の販売 | 82.6% | 当社から臨床検査試薬を仕入れ。債務保証あり。役員兼任(1名) |
業績
| 項目 | 当期 | 前期比(%) |
|---|---|---|
| 売上高 | 350億94百万円 | △6.0% |
| 営業利益 | 7億50百万円 | △20.4% |
| 経常利益 | 8億8百万円 | △19.4% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | ５億56百万円 | △15.4% |
各指標の増減について
売上高や営業利益が減少した主な理由は、新型コロナウイルス感染症の影響や半導体関連企業の商品不足、中国への輸出禁止などの要因です。特にPCR関連製品の需要減少が大きな影響を与えました。
リスクについて
この企業特有のリスクとして、医薬品や関連商品の法規制の遵守が求められる点、薬価改定による販売価格の低下、得意先の財政状況悪化による貸倒れリスクがあります。新型コロナウイルス感染症の影響も重要なリスク要因となります。
まとめ
東北化学薬品株式会社及び連結子会社の業績は、新型コロナウイルス感染症や世界的な経済環境の変動により減収となりましたが、一部のセグメントでは増収を見せました。今後の経営方針では、デジタル化推進やSDGsの対応を強化し、持続可能な成長と企業価値の向上を目指しています。現在の状況では改善の兆しがありますが、外部環境の影響を受けやすいため、慎重な経営判断が必要です。
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