| 企業名 | フェスタリアホールディングス株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.festaria.jp/company/outline/ |
| 業種 | 小売業 |
| 決算日 | 8月31日 |
| 資本金（百万円） | 807.0 |
| 所在地 | 品川区西五反田七丁目２０番９号 |
企業概要
フェスタリアホールディングス株式会社は、主に宝飾品の製造・加工・販売を行っている企業です。連結子会社4社を通じて、国内外で宝飾品の小売および卸売事業を展開しています。
各事業の内容と状況
フェスタリアホールディングスの主な事業は、以下の3つの業態に分かれています:
- 宝飾店業態 – 主力商品“Wish upon a star”を含む宝飾品の販売を行っており、売上高は8,000百万円（構成比92.4％）です。
- 海外宝飾品業態 – 台湾貞松股份有限公司を中心に展開しており、売上高は445百万円（構成比5.1％）です。
- 宝飾品卸売業 – 売上高は213百万円（構成比2.5％）です。
従業員について
| 業態の名称 | 従業員数(人) | 平均臨時雇用者数(人) |
|---|---|---|
| 宝飾品業態 | 329 | (72) |
| 海外宝飾品業態(台灣貞松股份有限公司) | 28 | (－) |
| 本部 | 62 | (24) |
| 海外製造(D&Q JEWELLERY Co.,Ltd.) | 81 | (－) |
| 合計 | 500 | (96) |
関連企業
- 株式会社サダマツ（宝飾品の販売）
- D&Q JEWELLERY Co.,Ltd（ベトナム、宝飾品の製造加工）
- 台灣貞松股份有限公司（中華民国、日本名：台湾貞松㈱、宝飾品の販売）
- その他1社
業績
| 回次 | 第56期 | 第57期 | 第58期 | 第59期 | 第60期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 決算年月 | 2019年8月 | 2020年8月 | 2021年8月 | 2022年8月 | 2023年8月 |
| 売上高 (千円) | 9,962,114 | 8,428,324 | 8,724,802 | 8,781,985 | 8,660,063 |
| 経常利益又は経常損失(△) (千円) | 94,074 | △555,760 | 379,288 | 435,931 | 159,940 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益又は当期純損失(△) (千円) | 25,812 | △806,620 | 128,140 | 259,077 | 57,813 |
| 包括利益 (千円) | 9,623 | △797,344 | 149,356 | 292,394 | 142,430 |
各指標の増減について
売上高は前年に比べ1.4％減少しました。これは主力商品のブライダルジュエリーの売上が落ち込んだことが主な要因です。一方、経常利益は63.3％減少し、親会社株主に帰属する当期純利益は77.7％減少しました。
リスクについて
以下のリスクが投資者にとって重要です:
- 季節構成と催事の構成が売上高に及ぼす影響 – 12月の売上高が非常に高いため、12月商戦の失敗が年間業績に大きく影響します。
- 店舗展開について – 商業施設の出店政策や賃貸条件が業績に影響を与える可能性があります。
- 人材確保について – 優秀な従業員の育成が進まない場合、業績に影響を与える可能性があります。
- 個人情報の管理について – 個人情報の流出が社会的責任と業績に影響を与える可能性があります。
まとめ
フェスタリアホールディングス株式会社の業績は、不安定な世界経済状況の中で安定的とはいえません。主力商品の売上減少や原材料価格の高騰が業績悪化の主な要因となっています。一方で、DX推進や人材育成・強化に積極的に取り組んでおり、今後の成長が期待される側面もあります。現時点での見通しは「横ばい」といえるでしょうが、今後の施策が成果を上げれば業績改善が期待できるでしょう。
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