企業名 | 株式会社サイゼリヤ |
---|---|
URL | https://www.saizeriya.co.jp/ |
業種 | 小売業 |
決算日 | 8月31日 |
資本金(百万円) | 8612.0 |
所在地 | 吉川市旭2番地5 |
企業概要
当社グループは、株式会社サイゼリヤ及びその子会社9社で構成され、外食事業を基幹事業としております。日本全国および海外でレストラン『サイゼリヤ』を展開しており、食材の製造、物流業務も行っています。
各事業の内容と状況
当社は、日本国内で1,055店舗の『サイゼリヤ』を運営しております。オーストラリアではSAIZERIYA AUSTRALIA PTY.LTD.が食材の製造を行っており、中国上海、広州ではそれぞれ156店舗、北京では68店舗、香港では59店舗、台湾では21店舗、シンガポールでは32店舗の『サイゼリヤ』を展開しています。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(人) | 平均臨時雇用者数(人) |
---|---|---|
日本 | 2073 | (8,320) |
豪州 | 67 | (23) |
アジア | 1840 | (5,088) |
合計 | 3980 | (13,431) |
関連企業
主要な関連企業としてSAIZERIYA AUSTRALIA PTY.LTD.(オーストラリア)、上海薩莉亜餐飲有限公司、広州薩莉亜餐飲有限公司、台湾薩莉亜餐飲股份有限公司、北京薩莉亜餐飲管理有限公司、HONG KONG SAIZERIYA CO.LIMITED、SINGAPORE SAIZERIYA PTE.LTD.が挙げられます。
業績
第50期 | 第51期 | 前期比(%) | |
---|---|---|---|
売上高 (百万円) | 144,275 | 183,244 | +27.0 |
経常利益 (百万円) | 10,774 | 7,949 | -26.2 |
当期純利益 (百万円) | 5,660 | 5,154 | -8.9 |
包括利益 (百万円) | 11,520 | 5,491 | -52.3 |
総資産額 (百万円) | 147,930 | 155,121 | +4.9 |
各指標の増減について
売上高は、新規出店および行動制限緩和による回復により前期比27.0%増加しました。経常利益と当期純利益はそれぞれ26.2%、8.9%減少しましたが、これは資源価格の高騰と円安によるコスト増加が影響したためです。包括利益は52.3%減少しましたが、新しい店舗の出店や新商品の開発に資金を投じた結果です。
リスクについて
当社特有のリスクとしては以下が挙げられます:
- 出店政策リスク:新規出店が予定通り進まない場合、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
- 仕入価格の変動リスク:食材市況の変動により、コストが増加する可能性があります。
- 人材の確保リスク:優秀な人材の確保が難しくなった場合、事業の成長が停滞する可能性があります。
- 自然災害リスク:自然災害の発生により、事業活動が停止するリスクがあります。
- 為替変動リスク:外貨建ての取引が多いため、為替変動が業績に与える影響があります。
- 伝染病の流行リスク:大規模な感染症の流行により、事業運営が困難になるリスクがあります。
まとめ
株式会社サイゼリヤは、国内外での積極的な店舗展開と新商品の導入により、売上高の大幅な増加を達成しましたが、資源価格の高騰と円安の影響により、経常利益と純利益が減少しました。今後は、効率化を進めるとともに、リスク管理を強化し、持続可能な成長を目指す必要があります。総合的に見て、現状は好調ですが、リスク要因も多く、慎重な経営が求められます。
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