2023-11-24有価証券報告書 株式会社ビックカメラ

企業名 株式会社ビックカメラ
URL https://www.biccamera.co.jp/
業種 小売業
決算日 8月31日
資本金(百万円) 25929.0
所在地 豊島区高田三丁目23番23号






有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループは、家電やデジタル機器、その他様々な商品の物品販売を主な事業としています。主要ブランドであるビックカメラ、コジマ、ソフマップを展開し、都市部と郊外に多数の店舗を持ち、またインターネット通販も積極的に行っております。

各事業の内容と状況

物品販売事業: 家電製品やデジタル機器、ゲーム、中古パソコンなどを販売しています。2023年8月期には音響映像商品や家庭電化商品が低調に推移しましたが、ゲーム等のその他商品が好調に推移しました。

BSデジタル放送事業: 配信ビジネス等の放送外収入が増加し、堅調に推移しましたが、コンテンツの開発強化やスタジオ設備の増加に伴うコストがかかりました。

従業員について

部門 従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
営業部門 4085 36.5 12.3 4,827,332
管理部門 363
合計 4448 (1,732)

関連企業

以下に主要な関連企業を記載いたします。


企業名 住所 資本金 事業内容 議決権の所有割合 関係内容
株式会社生毛工房 東京都豊島区 10百万円 寝具の製造・販売 100% 商品仕入、役員兼任あり

業績

第39期 第40期 第41期 第42期 第43期
売上高(百万円) 894,021 847,905 834,060 792,368 815,560
経常利益(百万円) 25,871 14,690 21,629 20,808 16,566
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 14,047 5,450 8,761 5,765 2,936
包括利益(百万円) 15,192 10,457 12,095 9,096 10,094

各指標の増減について

第43期の売上高は前年同期比で2.9%増の815,560百万円となりましたが、経常利益は20.4%減の165,66百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は49.1%減の2,936百万円となりました。これは、販売費及び一般管理費の増加、人件費増加などが要因です。

リスクについて

当社が抱える主要なリスクとして、以下の点が挙げられます。

  • 新規出店と既存店の競合状況
  • 賃借物件への依存とそのリスク
  • 季節的要因(冷房・暖房器具の需要の変動)
  • 競合他社との競争激化
  • 法的規制(大規模小売店舗立地法、景品表示法など)
  • 個人情報漏洩のリスク
  • 自然災害や感染症の影響

まとめ

当社の業績は、主に販売費及び一般管理費の増加、人件費増加等の影響を受けて低調に推移しております。しかし、ゲームなど一部のカテゴリーでは好調な売上を見せており、今後の成長分野として注目されています。リスク管理と共に中長期的な成長戦略をしっかりと実行することが今後の課題です。


AI判定による類似企業・競合TOP10

No.1 株式会社コジマ
No.2 株式会社三洋堂ホールディングス
No.3 桂川電機株式会社
No.4 ミタチ産業株式会社
No.5 日本BS放送株式会社
No.6 シュッピン株式会社
No.7 株式会社ZOA
No.8 株式会社山善
No.9 株式会社ソリトンシステムズ
No.10 EIZO株式会社

※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。