2023-11-24有価証券報告書 ヤマトインターナショナル株式会社

企業名 ヤマトインターナショナル株式会社
URL https://www.yamatointr.co.jp/
業種 繊維製品
決算日 8月31日
資本金(百万円) 4917.0
所在地 大阪市中央区博労町二丁目3番9号






有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループは、ヤマト インターナショナル株式会社(当社)及び連結子会社1社により構成され、繊維製品製造販売業及び不動産賃貸事業を行っています。主な製品はカジュアルウェアで、関連する物流業務も子会社により行われています。

各事業の内容と状況

繊維製品製造販売業は、カットソーニット、布帛シャツ、横編セーター、アウター、ボトム、その他小物雑貨等の製造・販売を行っています。不動産賃貸事業では自社物件を有効活用しています。最近の業績は堅調で、特にクロコダイルブランドが好調です。

従業員について

2023年8月31日現在の従業員数は以下の通りです。

セグメント 従業員数(正社員) 従業員数(臨時雇用)
繊維製品製造販売業 123 983
全社(共通) 39 32
合計 162 1,015

平均年齢: 42.8歳、平均勤続年数: 18.6年、平均年間給与: 5,421,474円

関連企業

名称 住所 主要な事業内容 議決権の所有割合 関係内容
ヤマト ファッションサービス㈱ 大阪市中央区 繊維製品製造販売業 100% 当社物流業務の委託、役員の兼任

業績

項目 2019年8月 2020年8月 2021年8月 2022年8月 2023年8月 前期比増減
売上高 (千円) 16,818,297 14,252,386 13,691,168 19,398,610 20,801,951 7.2%
経常利益 (千円) 669,543 -760,345 92,816 641,055 588,368 -8.2%
純利益 (千円) 529,505 -1,295,504 30,649 452,084 563,508 24.6%

各指標の増減について

売上高は前期比7.2%増加しましたが、これは主にクロコダイルブランドの販売好調によるものです。一方、経常利益は前年同期比で8.2%減少しており、円安と原材料価格の高騰による影響が大きいと評価されます。しかしながら、純利益は24.6%増加しており、こちらは売上総利益の改善とコスト管理の成果が現れた結果です。

リスクについて

以下の主なリスクが当社には存在します。

  • 特定製品(クロコダイルブランド)への依存度が高いため、その需要変動の影響を大きく受けるリスク。
  • 消費者の嗜好変化や少子高齢化に伴う需要減少リスク。
  • 自然災害や伝染病(新型コロナウイルスなど)の影響リスク。

まとめ

当社の業績は堅調に推移しているものの、円安と原材料価格の高騰などにより利益率が圧迫されています。クロコダイルブランドが引き続き好調であり、今後も持続的成長が期待されますが、特定製品への依存度や経済環境の変動といったリスクも存在します。アナリストとしては、全体的に見て今後も堅調に推移する見通しですが、リスク管理が重要となると評価します。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。