| 企業名 | 株式会社メディアシーク |
|---|---|
| URL | https://www.mediaseek.co.jp/ |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 決算日 | 7月31日 |
| 資本金（百万円） | 814.0 |
| 所在地 | 港区白金一丁目２７番６号 |
企業概要
当社グループは、親会社である株式会社メディアシークと、2つの子会社（スタートメディアジャパン株式会社及び株式会社メディアシークキャピタル）で構成されています。各ビジネスユニットに分かれ、それぞれの専門分野で事業を展開しています。
各事業の内容と状況
コーポレートDX
企業向けシステムコンサルティング業務を中心とする事業です。顧客企業に対して、IT技術やモバイル機器を活用した情報ビジネスを提供し、システムの設計・開発と運用支援を行います。
画像解析・AI
高度な画像解析技術を駆使し、一般消費者及び顧客企業に向けて様々なサービスを提供しています。スマートフォン向け無料アプリ「バーコードリーダー/アイコニット」が主体となり、広告収入やライセンス提供を主な収益源としています。
ライフスタイルDX
EdTech、FanTech、HealthTech、FinTechを中心に、ライフスタイルに役立つサービスを提供している事業です。教育事業者向けの「マイクラス」や、スマホ向け恋愛シミュレーションゲーム、ヘルスケアコンテンツ配信を行っています。
ブレインテック・DTx
脳科学とITを組み合わせて、新しい治療手段を提供する事業です。ニューロフィードバック技術を利用した治療アプリや、慢性疾患の治療に役立つアプリを開発しています。
ベンチャーインキュベーション
有望なスタートアップ企業に対するインキュベーションサービスを提供しており、投資先企業のIPO実現を目指しています。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数 (名) |
|---|---|
| コーポレートDX | 17 |
| 画像解析・AI | 10 |
| ライフスタイルDX | 23 |
| ブレインテック・DTx | 5 |
| その他 | 7 |
| 全社(共通) | 9 |
| 合計 | 71 |
平均年齢：35.0 歳
平均勤続年数：7.7 年
平均年間給与：5,038 千円
関連企業
| 名称 | 住所 | 資本金又は出資金 (千円) | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合 (%) | 関係内容 |
|---|---|---|---|---|---|
| スタートメディアジャパン 株式会社 | 東京都港区 | 42,500 | ライフスタイルDX | 74.1 | 当社に本社業務の委託あり。役員の兼任4名 |
| 株式会社メディアシークキャピタル | 東京都港区 | 35,000 | ベンチャーインキュベーション | 100.0 | 役員の兼任4名 |
業績
| 指標 | 令和4年7月期 | 令和5年7月期 | 前期比 (%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 (千円) | 887,076 | 870,487 | -1.9 |
| 経常利益 (千円) | 74,931 | 78,137 | +4.3 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) | 55,209 | 60,345 | +9.3 |
| 包括利益 (千円) | -823,933 | 71,828 | +108.7 |
| 純資産額 (千円) | 3,104,428 | 3,166,513 | +2.0 |
| 総資産額 (千円) | 3,772,084 | 3,856,849 | +2.2 |
各指標の増減について
売上高は前年同期比で1.9%減少しましたが、親会社株主に帰属する当期純利益は9.3%増加しました。これは主に画像解析・AI及びブレインテック・DTxの領域において、先行投資を行い、研究開発や新規事業構築活動に力を注いだ結果です。
リスクについて
以下は、当社グループに影響を及ぼす可能性があるリスクです。
- 新規事業への投資リスク: 成功の保証はなく、投資が実を結ばない場合は経営成績に重大な影響を及ぼす可能性。
- 人材の確保と育成リスク: 先駆的な分野での知識と経験を持つ人材の確保が今後の事業拡大に重要。
- 技術変化に伴うリスク: IT業界は変化が速く、新技術によるビジネスモデルの変化が起こる可能性。
まとめ
当社の事業は多岐にわたり、特に画像解析・AIやブレインテック・DTxなど先進的な分野での研究開発に注力しています。コーポレートDXやライフスタイルDXなど、既にビジネスモデルが確立している事業についても順調に成長しています。成長市場向けの新規ビジネスにも積極的に投資を行うことで、長期的な成長を目指しています。今後も安定した成長を続けるために、多角的な事業展開とリスク管理が必要であると評価されます。
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