2023-10-20有価証券報告書 株式会社稲葉製作所

企業名 株式会社稲葉製作所
URL https://www.inaba-ss.co.jp/
業種 金属製品
決算日 7月31日
資本金(百万円) 1132.0
所在地 大田区矢口2丁目5番25号






有価証券報告書の解説記事


企業概要

当社グループは、当社、連結子会社3社及び非連結子会社2社で構成され、物置・ガレージ・倉庫等の製造、販売やオフィス家具の製造、販売を行っています。主要な事業セグメントは「鋼製物置セグメント」と「オフィス家具セグメント」です。

各事業の内容と状況

鋼製物置事業: 主に代理店を通じて物置やガレージを販売しています。今後は、既存の主力ブランド「フォルタ・シリーズ」や「ガレージ・倉庫」の売上拡大に努めます。

オフィス家具事業: 主にOEM先や代理店を通じてオフィス家具を販売しています。今後は、新製品の開発や提案営業の強化により売上拡大を目指します。

従業員について

従業員数(人) 平均年齢 平均勤続年数 平均年間給与(円)
886 41歳5ヶ月 19年2ヶ月 5,798,700

関連企業

  • イナバインターナショナル株式会社(東京都渋谷区):オフィス家具の販売
  • 株式会社共進(群馬県前橋市):鋼製物置の販売
  • イナバクリエイト株式会社(東京都大田区):レンタル収納事業等

業績

指標 2019年7月 2020年7月 2021年7月 2022年7月 2023年7月 前期比
売上高(千円) 34,041,517 34,575,860 37,799,538 39,152,806 41,824,683 +6.83%
経常利益(千円) 2,117,844 2,110,905 3,067,885 2,286,057 3,106,237 +35.89%
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 1,060,602 1,362,268 2,365,294 1,520,955 1,970,746 +29.59%

各指標の増減について

売上高は前年同期比で6.83%増加しました。これは、価格改定による効果や新製品の販売拡大が寄与した結果です。経常利益も35.89%の増加となり、営業活動の効率化やコスト削減が成功しました。一方、親会社株主に帰属する当期純利益も29.59%の増加となり、総じて良好な結果と言えます。

リスクについて

当社特有のリスクとして、以下の点が挙げられます:

  • 経済状況の変動: 新設住宅着工戸数の減少や消費者物価の上昇により、鋼製物置の需要が減少する可能性があります。
  • 自然災害: 地震や台風による生産設備の被害が発生すると、製品供給に影響が出る可能性があります。
  • 製造物責任: 製品の品質問題が生じた場合、大規模なリコールや賠償が発生するリスクがあります。

まとめ

総じて、当社の業績は堅調と言えます。売上高、経常利益、純利益ともに前年同期比で増加しており、特に価格改定効果や新製品の販売拡大が寄与しています。しかしながら、経済状況の変動や自然災害、製品の品質問題などのリスクも存在するため、これらのリスク管理には引き続き注力する必要があります。

これらを踏まえ、当社の現状は好調であり、今後も引き続き注視する価値があると判断されます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。