企業名 | DNホールディングス株式会社 |
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URL | https://www.dcne.co.jp/corporate/overview/ |
業種 | サービス業 |
決算日 | 6月30日 |
資本金(百万円) | 2000.0 |
所在地 | 千代田区神田練塀町300番地 |
有価証券報告書の解説
企業概要
この企業は、2021年7月14日に設立されており、大日本コンサルタント株式会社及び株式会社ダイヤコンサルタントの完全親会社としての役割を果たしています。主な事業内容は、土木、建築、測量、地質及び土質に関する調査、企画、立案、設計、工事監理及びコンサルティング業務です。関連企業においては、大日本コンサルタント株式会社や株式会社ダイヤコンサルタントのほか、複数の子会社や関連会社を持っています。
各事業の内容と状況
主な事業は、総合建設コンサルタント事業と地質調査事業に分けられています。総合建設コンサルタント事業では、調査・計画・設計・工事監理など、社会資本整備に関するコンサルタント業務が主軸です。地質調査事業では、地質、地盤、地下水、資源の調査や解析が行われています。特に重要なのは、新たな国土強靱化計画が閣議決定されたことで、今後も公共事業の受注が見込まれる点です。
従業員について
項目 | 2022年6月 | 2023年6月 |
---|---|---|
従業員数(人) | 1359 | 1393 |
平均臨時雇用者数(人) | 294 | 300 |
平均年齢(歳) | 情報なし | |
平均年収(円) | 情報なし |
会社設立から日が浅く、子会社の従業員が兼務しているため、専属の従業員に関する詳細なデータは提供されていません。
関連企業
主な関連企業は以下の通りです:
企業名 | 主要業務 |
---|---|
大日本コンサルタント株式会社 | 建設コンサルタント事業 |
株式会社ダイヤコンサルタント | 地質調査事業 |
Nippon Engineering-Vietnam Co., Ltd. | 建設コンサルタント事業 |
NEテクノ株式会社 | 建設コンサルタント事業 |
業績
項目 | 2022年6月 | 2023年6月 | 前年同期比(%) |
---|---|---|---|
売上高 (千円) | 32,112,770 | 32,580,164 | +1.5% |
経常利益 (千円) | 2,202,760 | 2,353,255 | +6.8% |
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) | 1,505,103 | 1,756,203 | +16.7% |
包括利益 (千円) | 1,316,892 | 2,432,741 | +84.7% |
各指標の増減について
売上高は前年同期比で+1.5%の微増となっており、これは主に建設コンサルタント事業における受注の拡大によるものです。経常利益は+6.8%増加しており、補償手直しに関する保険金収入といった営業外収益の影響が大きいです。当期純利益については投資有価証券売却による特別利益が影響し+16.7%と大幅に増加しています。包括利益も大幅に増加しています。
リスクについて
主なリスクは以下の通りです:
- 経営環境の変化:公共事業予算の削減や政策変更による受注減少の可能性があります。
- 自然災害・感染症:地震や台風、新型感染症による業務中断や需要減少のリスクがあります。
- 契約不適合責任:成果物の不具合による賠償請求や行政処分のリスクがあります。
- 人材の確保・育成:優秀な人材の確保が困難になるリスクがあります。
- 情報セキュリティ:サイバー攻撃による情報流出やシステム障害のリスクがあります。
まとめ
全体的に見て、企業の業績は堅調に推移しています。特に経常利益、当期純利益、包括利益が大幅に増加していることは好材料です。財政状態も改善されており、自己資本比率も56.3%と健全な状態です。しかし、公共事業への依存度が高いため、政策変更や自然災害が及ぼすリスクは見逃せません。今後も中期経営計画に基づき、サステナビリティやDXの推進など、新たな価値創出に取り組むことが期待されています。
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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。