| 企業名 | 西川計測株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.nskw.co.jp/ |
| 業種 | 卸売業 |
| 決算日 | 6月30日 |
| 資本金（百万円） | 569.0 |
| 所在地 | 渋谷区代々木三丁目２２番７号 |
企業概要
当社は、制御・情報機器システム、計測器、理化学機器、産業機器およびその他の商品販売を中心に事業を展開しています。エンジニアリング、ソフトウェア制作、計装工事、保守サービスも行い、幅広い産業に貢献しています。また、横河電機株式会社、横河ソリューションサービス株式会社およびアジレント・テクノロジー株式会社の代理店としても、主力商品の仕入れを行っています。
各事業の内容と状況
| 品目区分 | 主要品目 |
|---|---|
| 制御・情報機器システム | PＡおよびFAの制御用コンピュータおよびシステム、各種検出機器、調節計、シーケンサーなど |
| 計測器 | 各種電気測定器、オシロスコープ、通信測定器、計測システムなど |
| 理化学機器 | ガスクロマトグラフ、液体クロマトグラフ、ICP質量分析装置などの有機/無機化学分析装置 |
| 産業機器・その他 | 環境試験装置、油圧機器、空圧機器、産業ロボットなど |
各部門は売上高が増加しており、特に理化学機器部門では研究開発投資の増加による大幅な成長が見られました。
従業員について
| 従業員数（名） | 平均年齢（歳） | 平均勤続年数（年） | 平均年間給与（千円） |
|---|---|---|---|
| 402 | 42.2 | 16.6 | 9438 |
当社は積極的な採用と研修制度を通じて、優秀な人材の確保と育成に注力しています。また、円満な労使関係を維持し、従業員の満足度向上にも努めています。
関連企業
主要な関連企業として、横河電機株式会社、横河計測株式会社、アジレント・テクノロジー株式会社があります。これらの企業との協力は当社の事業展開において重要な役割を果たしています。
業績
| 指標 | 前期 | 当期 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高（千円） | 294,624,73 | 319,230,99 | 8.4% |
| 経常利益（千円） | 21,093,39 | 23,575,10 | 11.8% |
| 当期純利益（千円） | 11,601,17 | 15,490,72 | 33.5% |
各指標の増減について
当期の売上高は319億円を超え、前期比8.4%増加しました。これは特に理化学機器部門と産業機器部門の売上が好調だったためです。また、経常利益は11.8%増、当期純利益は33.5%増と大幅に増加しました。これらの増加は、売上の増加と工程管理の徹底によるコスト削減の結果です。
リスクについて
当社は以下のリスクに直面しています:
- 主要販売先との取引: 上位10社への依存度が高く、信頼性の低下や設備投資の減少が影響を与える可能性があります。
- 主要仕入先との取引: 横河電機グループからの仕入れに依存しており、契約変更や製品競争力の低下が影響を与える可能性があります。
- 業績の季節変動: 工期が年度末に集中するため、季節変動があります。
- 入札制度: 公共事業体からの発注は入札制度であり、継続的な受注の保証はありません。
これらのリスクに対して、積極的なマーケティング・営業活動を通じ、販売先の信頼性維持や事業領域の拡大を図っています。
まとめ
当社の業績は順調に伸びており、特に理化学機器部門と産業機器部門の成長が顕著です。また、中期経営計画「Strong & Expanding 2025」を通じて、さらなる成長を目指しています。しかし、主要仕入先や販売先への依存度が高いため、リスク要因に対する対策が重要です。総じて、現状は好調であり、今後も良好な経営が続く見込みです。
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