企業名 | フィーチャ株式会社 |
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URL | https://ficha.jp/ |
業種 | 情報・通信業 |
決算日 | 6月30日 |
資本金(百万円) | 213.0 |
所在地 | 豊島区東池袋三丁目1番1号 |
企業概要
当社グループは、当社(フィーチャ株式会社)及び連結子会社である北京飞澈科技有限公司により構成されており、「Make Things Intelligent」をミッションとして掲げ、画像認識ソフトウェア開発事業を行っております。
当社は2005年の創業以来、主にレンズ検査装置事業を行ってきましたが、2012年に画像認識ソフトウェア開発事業を開始しました。それ以来、コンピュータビジョン(コンピュータを用いた画像技術)と機械学習の経験を活かし、車載カメラやドライブレコーダー向けの画像認識ソフトウェアをモビリティ事業として提供してまいりました。
また、2020年にはスマートインフラ事業、2021年にはDX(AI-OCR)事業へとサービス分野を広げ、事業の拡大を図ってまいりました。さらに、2023年6月にはボッシュ株式会社との資本業務提携契約を締結し、モビリティ事業の更なる強化を図っております。今後も当社グループは、様々な端末に実装しやすい画像認識技術の実現を目指してまいります。
各事業の内容と状況
① モビリティ事業
モビリティ事業では、車載カメラやドライブレコーダー向けに歩行者や車両、車線、標識等を検知するADAS用の組み込みソフトウェアの開発に注力しています。主な顧客は自動車メーカーや自動車部品メーカーです。
② スマートインフラ事業
スマートインフラ事業では、交通監視やインフラ制御などの分野で画像認識ソフトウェアの活用が進められています。公共インフラの安全性向上が求められる中、この分野でのニーズは高まっています。
③ DX(AI-OCR)事業
DX(AI-OCR)事業では、ペーパーレス化と業務自動化の動きに合わせて、高精度なAI文字認識エンジンを開発し、ITサービスベンダーに技術提供を行っています。
従業員について
従業員数(人) | 臨時雇用者数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
---|---|---|---|---|
26 | (15) | 34.6 | 2.7 | 5387 |
関連企業
連結子会社は以下の通りです:
名称 | 住所 | 資本金(千円) | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合(%) | 関係内容 |
---|---|---|---|---|---|
北京飞澈科技有限公司 | 中華人民共和国 北京市 | 10000 | 画像認識ソフトウェア開発事業 | 100 | 役員の兼任2名 研究開発業務の委託 |
業績
指標 | 2022年6月 | 2023年6月 | 前期比 |
---|---|---|---|
売上高(千円) | 382,688 | 389,705 | +1.8% |
経常利益(千円) | 26,753 | -25,496 | -195.3% |
純資産額(千円) | 568,493 | 548,841 | -3.4% |
各指標の増減について
売上高の収入形態別の内訳は、受託開発収入が減少した一方で、ライセンス収入が増加しました。受託開発収入は172,986千円(前連結会計年度比12.3%減)となり、ライセンス収入は216,718千円(同16.9%増)となりました。ライセンス収入の増加は、既存ドラレコ案件や新車向け車載カメラ案件の量産台数増加が影響しました。
リスクについて
フィーチャ株式会社が直面するリスクには、市場動向や自然災害、技術動向、知的財産権、品質管理、情報管理、人材確保、コンプライアンス体制等が含まれます。特に技術革新の分野における急速な進展に対応できない場合、競争力の低下が懸念されます。
まとめ
フィーチャ株式会社は、画像認識ソフトウェア業界におけるリーダー企業として、今後の成長が期待されます。しかし、2023年6月期の決算では経営課題が浮き彫りになり、特に経常利益の大幅な減少が見られました。しかしながら、売上高自体は微増しており、特にライセンス収入の増加はポジティブな兆候です。
総収益が前年比で増加したことから、今後はコスト削減と収益源の多様化に注力することで、持続的な成長が期待されます。特にボッシュ株式会社との資本業務提携により、さらなる技術革新と市場拡大が見込まれます。
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