2023-09-27有価証券報告書 株式会社ブレインパッド

企業名 株式会社ブレインパッド
URL https://www.brainpad.co.jp/
業種 情報・通信業
決算日 6月30日
資本金(百万円) 597.0
所在地 港区六本木三丁目1番1号






有価証券報告書解説


企業概要

当社グループは、「データ活用の促進を通じて持続可能な未来をつくる」をPurpose(パーパス)とし、企業のビジネス創造と経営改善を支援しています。主にDX、AI、ビッグデータを活用したサービスを提供し、1,300社以上の企業を支援しています。

各事業の内容と状況

プロフェッショナルサービス事業: データ分析を通じて顧客企業のビジネスをサポートするコンサルティングを提供しています。

プロダクト事業: 自社製および他社製プロダクトを提供し、データ活用を支援します。例えば、Rtoaster(レコメンドエンジン・CDP)、Ligla(LINE特化型マーケティングオートメーション)などがあります。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(人)
プロフェッショナルサービス事業 293
プロダクト事業 118
全社(共通) 179
合計 590

関連企業

連結子会社には、株式会社TimeTechnologies(「Ligla」の開発・提供)があります。関連会社としては、マーケティング領域のデータ分析を行う株式会社電通クロスブレインがあります。

業績

回次 第16期 第17期 第18期 第20期
決算年月 2019年6月 2020年6月 2021年6月 2023年6月
売上高 5,676,914 (千円) 6,621,348 (千円) 7,101,347 (千円) 9,797,938 (千円)
経常利益 1,213,979 (千円) 1,078,543 (千円) 883,514 (千円) 752,401 (千円)
親会社株主に帰属する当期純利益 880,913 (千円) 857,955 (千円) 601,443 (千円) 515,083 (千円)

各指標の増減について

売上高が前期比で約38%増加している一方で、経常利益は約15%減少しています。特に、特定の大型顧客における売上縮小が影響しています。さらに、クラウド利用の複数年契約に関する損失引当金の計上等による利益率の低下も見られます。

リスクについて

人材確保: 必要な人材の質や量が不足することによる業績目標未達のリスクがあります。これに対して、人事部門の強化やリファラル採用の活性化などを行っています。

情報セキュリティ: 個人情報の流出による信用低下や損害賠償のリスクに対して、ISMS認証の維持活動や情報セキュリティ体制の構築などを行っています。

まとめ

当社グループの現状と見通しを評価すると、売上高の増加は見られるものの、利益率の低下が課題です。顧客との密着度を高める戦略やプロダクト提供の強化に重点を置くべきと考えます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。