2023-08-28有価証券報告書 株式会社岡山製紙

企業名 株式会社岡山製紙
URL https://okayamaseishi.co.jp/
業種 パルプ・紙
決算日 5月31日
資本金(百万円) 821.0
所在地 岡山市浜野1丁目4番34号





有価証券報告書の分かりやすい解説


企業概要

岡山製紙株式会社は王子ホールディングス株式会社の持分法適用関連会社(その他の関係会社)で、中芯原紙・紙管原紙を主体とした板紙と美粧段ボールの製造、販売を主たる事業としています。以下に主要な事業内容を示します。

各事業の内容と状況

板紙事業: 段ボール製造用原紙の一種である中芯原紙や紙・布などの巻き芯に使われる紙管原紙を製造・販売。

美粧段ボール事業: 青果物、食品、家電製品などの包装箱や贈答箱を製造・販売。

また、森紙販売株式会社、佐賀板紙株式会社、王子コンテナー株式会社とは製品の販売取引を行い、岡山ガス株式会社とは産業用ガスの購入取引を行っています。

従業員について

2023年5月31日時点の従業員の状況は以下の通りです。

従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
192 42.8 17.5 5,188,255
セグメントの名称 従業員数(人)
板紙事業 129
美粧段ボール事業 46
全社(共通) 17
合計 192

関連企業

名称 住所 資本金 (百万円) 主要な事業の内容 議決権の所有割合 関係内容
王子ホールディングス株式会社 東京都中央区 103,880 板紙事業 49.18%

業績

当期 前期比(%)
売上高 (百万円) 10,870 7.8%
営業利益 (百万円) 613 -10.7%
経常利益 (百万円) 693 -8.2%
当期純利益 (百万円) 494 -16.3%

各指標の増減について

当期の売上高は前年同期比で7.8%増加しましたが、営業利益と経常利益はそれぞれ10.7%と8.2%減少しました。特に原材料費と燃料費の高騰が利益に大きく影響しました。当期純利益も16.3%の減少となりました。

リスクについて

当社が直面するリスクには以下のようなものがあります:

  • 国内需要の減少及び市況価格の下落: 板紙および美粧段ボール事業はいずれも国内需要が中心であり、景気の影響を強く受けるリスクがあります。
  • 原燃料購入価格の上昇: 主原料の古紙や産業用ガスの価格変動が経営成績に影響を与える可能性があります。
  • 災害による影響: 台風、地震などの自然災害による生産停止やコスト増が考えられます。

まとめ

岡山製紙株式会社は、板紙事業と美粧段ボール事業を主軸に持続可能な成長を目指しています。財務結果としては売上高の増加が見られる一方で、原材料費や燃料費の高騰が利益を圧迫しています。リスク管理とコスト効率の向上が今後の課題となるでしょう。総合的に見て、企業の持続的発展には一定の懸念材料があるものの、基本的には堅調な運営が続いていると言えるでしょう。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。