2023-07-31有価証券報告書 株式会社 ヤマウラ

企業名 株式会社 ヤマウラ
URL https://yamaura.co.jp/
業種 建設業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 2888.0
所在地 駒ヶ根市北町22番1号






投資初心者のための有価証券報告書解説


企業概要

この企業は、建設事業、エンジニアリング事業、および開発事業を展開しています。主に民間の建物建築から公共工事、エンジニアリング関連の装置など幅広い事業内容を持っています。

各事業の内容と状況

建設事業: このセグメントでは、事務所や住宅、公共建築物の新築・増改築および公共工事を行います。BIM技術の活用と耐震・免震構造技術、ハセップや医療福祉施設向け提案型営業を通じて受注を拡大しています。

エンジニアリング事業: 自動制御装置、情報通信システム、水管理機器、産業機械、橋梁上部工、小水力発電設備の設計、製造、据付け、メンテナンスを行います。

開発事業等: 不動産の売買、賃貸、宅地開発、分譲マンション事業、再生エネルギー事業を行っています。

従業員について

セグメントの名称 従業員数 (名)
建設事業 259
エンジニアリング事業 96
開発事業等 1
全社 (共通) 27
合計 385

平均年齢: 44.4歳、平均勤続年数: 13.4年、平均年間給与: 737.9万円

関連企業

ヤマウラ企画開発株式会社: 建設事業、マンション販売事業を行っており、当社の100%出資子会社です。

株式会社信州エンタープライズ: 当社が建築を請け負う不動産事業を行い、19.24%の議決権を持っています。

業績

項目 数値 (千円) 前期比 (%)
売上高 313,817,62 12.3
経常利益 19,652,72 21.0
親会社株主に帰属する当期純利益 7,449,76 -3.9
包括利益 8,278,86 10.9
純資産額 172,445,08 4.4
総資産額 258,667,69 11.2
自己資本比率 66.7% -6.7

各指標の増減について

売上高、経常利益は前年同期比で上昇しました。特に、建設事業での受注増が主な要因です。しかし、親会社株主に帰属する当期純利益は若干減少しました。これは、特別損失および経常項目外の費用が影響しています。

リスクについて

この企業には以下のようなリスクがあります:

  • 建設需要や主要資材の価格変動による業績への影響
  • 現場事故・環境汚染などのリスクによる財政状態への悪影響
  • ICTシステムの活用による情報漏えいリスク
  • 担い手不足による直接的な労働力リソースの不足

まとめ

この企業の現状は、売上高と経常利益においては好調であるものの、純利益において若干の減少が見られ、不安材料も見受けられます。しかし、建設・エンジニアリング・開発事業における技術革新や新市場の開拓によって強みを発揮しています。今後の業績見通しについては、堅調に推移することが期待されますが、リスク管理の強化が引き続き重要です。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。