| 企業名 | nan |
|---|---|
| URL | https://www.c-mics.com/ |
| 業種 | nan |
| 決算日 | nan |
| 資本金（百万円） | nan |
| 所在地 | nan |
企業概要
当社グループは、プラスチックフィルム製造に特化した企業で、主に食品包装向けの多層チューブフィルムを製造、加工、販売しています。グループ全体は、MICS化学株式会社、関連会社の盛田エンタプライズ株式会社、連結子会社のエイワファインプロセシング株式会社から構成されています。
各事業の内容と状況
当社は、主力製品である食品包装向け多層チューブフィルムに注力し続けています。盛田エンタプライズ株式会社は不動産賃貸業、管理業務、人材派遣などの業務を行い、エイワファインプロセシング株式会社は製袋加工およびシュリンクラベル加工ならびに販売を行っています。
市場環境は厳しいながらも、新製品の開発や事業構造の改善に取り組むことで、収益性の向上を図っています。
従業員について
| 従業員数（人） | 平均年齢（歳） | 平均勤続年数（年） | 平均年間給与（千円） |
|---|---|---|---|
| 75（臨時雇用者 20） | 46.1 | 15.6 | 5,333 |
従業員数は全体で96人。平均年齢は46.1歳、平均勤続年数は15.6年、平均年間給与は5,333千円となっております。
関連企業
| 名称 | 住所 | 資本金(千円） | 主要な事業内容 | 議決権の所有割合 | 関係内容 |
|---|---|---|---|---|---|
| 盛田エンタプライズ株式会社 | 愛知県名古屋市中区 | 100,000 | 不動産賃貸売買業、管理業務受託、人材派遣業 | 49.5% | 役員の兼任あり。 |
| エイワファインプロセシング株式会社 | 埼玉県越谷市 | 15,000 | 製袋加工及び販売等 | 100% | 当社製品の製袋加工をしている他、商品を仕入れている。 |
業績
| 指標 | 2019年４月 | 2020年４月 | 2021年４月 | 2022年４月 | 2023年４月 | 前期比（%） |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 (千円) | 2,535,811 | 2,491,635 | 2,377,672 | 2,605,393 | 2,879,518 | 10.5 |
| 経常利益 (千円) | 85,194 | 46,571 | 56,802 | 53,147 | 127,694 | 140.3 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) | 53,257 | 9,051 | 28,140 | 31,827 | 67,281 | 111.4 |
| 包括利益 (千円) | 48,934 | 13,781 | 34,080 | 32,674 | 76,269 | 133.5 |
| 純資産 (千円) | 3,197,030 | 3,160,977 | 3,149,609 | 3,142,038 | 3,179,597 | 1.2 |
| 総資産 (千円) | 3,884,787 | 3,707,392 | 3,782,887 | 3,869,247 | 3,930,575 | 1.6 |
| 1株当たり当期純利益 (円) | 10.16 | 1.73 | 5.36 | 6.06 | 12.78 | 111.0 |
各指標の増減について
売上高は前期比10.5%増の2,879,518千円となりました。これは主にコロナ禍からの経済回復による需要の増加と販売価格の見直しによるものです。
経常利益は前期比140.3%増の127,694千円、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比111.4%増の67,281千円となりました。材料費や電力費の高騰にも関わらず、効率的な生産体制の推進や費用構造の見直しにより収益性が向上しました。
リスクについて
この企業にはいくつかのリスクがあります。特に注目すべきリスクは以下の通りです。
- 原材料価格の変動リスク：原油やナフサに依存する樹脂原料の価格変動が業績に影響を及ぼす可能性があります。
- 競争激化のリスク：プラスチック包装業界の競争が激化し、価格競争やシェアの喪失が業績に影響を与える可能性があります。
- 自然災害や事故によるリスク：生産拠点が災害に見舞われた場合、業績に深刻な影響を与える可能性があります。
- 製品欠陥リスク：製品の欠陥による大規模な製品回収や賠償が発生した場合、多額のコストや企業評価に影響が生じる可能性があります。
- 情報セキュリティリスク：顧客や取引先の機密情報が流出した場合、業績や社会的信用に影響を与える可能性があります。
まとめ
当社は、プラスチックフィルム製造において強固な地位を確立しています。2023年４月期は売上高、経常利益、純利益ともに大きく向上し、収益性が改善しました。しかし、原材料費の上昇や競争激化、環境問題などのリスクも無視できません。投資家としては、この企業が今後も効率的な生産体制を維持し、付加価値の高い製品を導入していくことが持続的な成長の鍵となるでしょう。現状と見通しは好調であり、今後の展望に期待が持てます。
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