企業名 | 株式会社スリー・ディー・マトリックス |
---|---|
URL | http://www.3d-matrix.co.jp/ |
業種 | 精密機器 |
決算日 | 4月末日 |
資本金(百万円) | 7550.0 |
所在地 | 千代田区麹町三丁目2番4号 |
企業概要
本記事では、ある企業の有価証券報告書に書かれている情報をもとに、企業の概要、各事業の内容と現状、従業員について、関連企業、業績、およびリスクについて解説していきます。この企業は、MITから独占的実施権を受けて自己組織化ペプチド技術を基盤に医療製品の研究開発・製造・販売を行っています。
各事業の内容と状況
企業は「医療製品事業」の単一セグメントで構成されています。具体的には、自己組織化ペプチド技術を基盤とした製品を開発し、外科領域、組織再生領域、DDS領域において医療機器や医薬品の開発を行っています。以下に主要開発パイプラインの概要を示します。
- 外科領域: 吸収性局所止血材、粘膜隆起材、後出血予防材、癒着防止材
- 組織再生領域: 創傷治癒材、歯槽骨再建材
- DDS領域: 核酸医薬等のためのDDS
従業員について
以下は従業員に関する情報です。
従業員数 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均年間給与(千円) |
---|---|---|---|
21 | 46.2 | 1.7 | 8794 |
注: 従業員数は就業人員であり、前期に比べて増加しております。主な理由は販売活動の拡大に伴う増員です。
関連企業
以下に主要な関連企業とその概要を示します。
名称 | 住所 | 資本金又は出資金 | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合(%) |
---|---|---|---|---|
3-D Matrix, Inc. | 米国 マサチューセッツ州 | 1,932千USドル | 医療製品事業 | 100.0 |
3-D Matrix Europe SAS. | フランス共和国 リヨン市 | 3,060千ユーロ | 医療製品事業 | 100.0 |
業績
以下に当期および前期の業績数値を示します。
決算年月 | 事業収益(千円) | 経常損失(△)(千円) | 親会社株主に帰属する当期純損失(△)(千円) | 自己資本比率(%) |
---|---|---|---|---|
2022年4月 | 1,506,230 | △1,807,067 | △1,894,757 | 17.5 |
2023年4月 | 2,314,083 | △2,356,571 | △2,445,978 | 0.3 |
各指標の増減について
以下に各指標の増減の理由や要因について記載します。
- 事業収益: 前期比53.6%増加(+807,852千円)。主に製品販売の増加によるものです。
- 経常損失: 前期比30.3%増加(+549,504千円)。販売領域の集中と選択に伴う営業費用の増加。
- 自己資本比率: 減少(−17.2ポイント)。経常損失による純資産の減少が影響。
リスクについて
以下にこの企業特有のリスクをまとめます。
- 薬事規制の変更: 各国の薬事関連規制の変更や製造販売承認の取消し等がある場合、業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。
- 競争環境の変化: 医療製品業界での技術進歩や他企業の競合製品の登場により、業績が悪化する可能性があります。
- 財務状況の悪化: 継続して営業損失を計上しており、資金調達が困難になる可能性があります。
まとめ
この企業は、自己組織化ペプチド技術を基盤に医療製品を開発し、外科領域、組織再生領域、DDS領域で事業を展開しています。業績は前年に比べ改善しているものの、経常損失と純損失の拡大により、財務状態は厳しい状況が続いています。投資家としては、特に薬事規制の変更や競争環境の変化、資金調達のリスクに注意を払う必要があります。
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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。