2023-07-21有価証券報告書 神島化学工業株式会社

企業名 神島化学工業株式会社
URL https://www.konoshima.co.jp/
業種 ガラス・土石製品
決算日 4月30日
資本金(百万円) 1320.0
所在地 大阪市西区阿波座1丁目3-15






有価証券報告書の解説


企業概要

当社は、建材および化成品の製造・販売を行う企業であり、国内外で多くのプロジェクトを手掛けています。特に、窯業系建材やマグネシウム化成品に強みを持ち、多様な業界に製品を提供しています。

各事業の内容と状況

建材事業: 本事業では、住宅および非住宅向けの不燃建材の製造・販売を行っています。具体的には、窯業系サイディング、軒天、破風板、耐火パネルなどが含まれます。高級軒天ボードや都市型高層ビル用の耐火パネルが好調に推移し、売上高も対前期比7.5%増加しました。

化成品事業: 酸化マグネシウム、難燃水酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム、セラミックス製品などを製造・販売しています。医療用途やサプリメント需要が好調で、対前期比14.3%の増収を記録しました。

従業員について

従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
629 40.4 14.1 5461
セグメントの名称 従業員数(名)
建材事業 319
化成品事業 162
全社(共通) 148
合計 629

業績

項目 2019年4月 2020年4月 2021年4月 2022年4月 2023年4月
売上高 (百万円) 22,201 21,198 19,784 21,787 23,986
経常利益 (百万円) 918 874 1,562 2,084 2,142
当期純利益 (百万円) 661 600 1,088 1,365 1,533
純資産額 (百万円) 7,159 7,552 8,540 9,365 10,558

各指標の増減について

売上高は前期比10.1%増加、経常利益は2.8%増加しました。特に建材事業の高級軒天ボードや耐火パネルの販売が好調だったことが背景にあります。一方で、化成品事業では原材料や燃料費の上昇が影響を与えました。

リスクについて

  • 住宅産業の動向: 国内市場が縮小傾向にあるため、住宅着工戸数の変動が業績に影響を与える可能性がある。
  • 退職給付債務: 割引率や退職率などの前提条件の変動によって、業績に影響を及ぼす可能性がある。
  • 知的財産権: 他社からの訴訟リスクが存在する。
  • 原材料価格の変動: 特に燃料価格の高騰が業績に影響を与えるリスクがある。

まとめ

当社の業績は、建材事業および化成品事業の強みを活かし着実に成長しています。高付加価値製品の需要増加が売上高の増加に大きく貢献しました。また、厳しい経営環境にもかかわらず、堅実な経営によって経常利益および純利益も増加しています。現状及び未来の見通しとしては好調であり、引き続き環境対応や人材育成に注力することで、更なる成長が期待されます。


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