| 企業名 | 株式会社ダイサン |
|---|---|
| URL | https://www.daisan-g.co.jp/ |
| 業種 | サービス業 |
| 決算日 | 4月20日 |
| 資本金（百万円） | 100.0 |
| 所在地 | 大阪市中央区南本町２丁目６番１２号 |
企業概要
当社グループは、建設向け仮設足場の企画・開発・生産・販売、および足場の組立て・解体・貸出しを行う施工サービスを主な業務としております。また、シンガポールの子会社を通じて労働者派遣などのサービスも提供しています。
各事業の内容と状況
施工サービス事業: 自社生産した足場部材を使用して、各種建築物への足場提供を行っています。特に住宅と公共施設向けの需要が多いです。
製商品販売事業: 低層建築工事向けの「ビケ足場®」や中高層建築工事向けの「レボルト®」を中心に、建築金物・仮設機材を提供しています。
海外事業: シンガポールを中心に、石油化学プラント向けの労働者派遣や足場工事を行っています。
その他事業: 保険代理店業務や協会業務の受託などを行っています。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数（人） | （臨時雇用者数） |
|---|---|---|
| 施工サービス事業 | 381 | (186) |
| 製商品販売事業 | 54 | (28) |
| 海外事業 | 114 | (370) |
| その他 | 3 | (－) |
| 全社（共通） | 46 | (4) |
| 合計 | 598 | (588) |
提出会社の平均年齢は37.9歳、平均年間給与は4,931,198円です。
関連企業
主要な関連企業として、シンガポールの子会社Mirador Building Contractor Pte. Ltd.があります。この子会社は海外事業を担当し、石油化学プラント向けの労働者派遣や足場工事を行っています。
業績
| 回次 | 第45期 | 第46期 | 第47期 | 第48期 | 第49期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 決算年月 | 2019年4月 | 2020年4月 | 2021年4月 | 2022年4月 | 2023年4月 |
| 売上高（千円） | － | 9,499,043 | 8,653,603 | 9,700,209 | 10,512,283 (8.4%) |
| 経常利益（千円） | － | 257,300 | 177,150 | 79,474 | △1,281 (‐101.6%) |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（千円） | － | 121,804 | 34,759 | 50,141 | △1,016,737 (‐2,127.4%) |
各指標の増減について
売上高は前年同期比で8.4%増加しましたが、経常利益と純利益は大幅に減少しました。これは人件費や活動費の増加、固定資産の減損損失などに起因します。
リスクについて
主要なリスクとして、住宅着工戸数の変動、施工力の確保、原材料価格の変動、為替の変動などがあります。特に住宅着工戸数の減少や人手不足が業績に重大な影響を与える可能性があるため、他の建築物向けのサービスや、新たな事業育成を進めています。
まとめ
当社の現在の状況は、売上高は増加していますが、経常利益や純利益は減少しています。これは人件費や固定資産の減損損失の増加に起因します。今後の見通しとしては、特に人手不足と高齢化、原材料価格の変動に対する対応が重要です。総じて言えば、現状は挑戦的な局面にあり、積極的な対応が求められます。
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